ページID:42456
更新日:2025年10月23日
ここから本文です。
村上市長から「オフセット証明書」が手交されました~Jクレジットを活用したカーボン・オフセットの実施~
本日10月23日(木曜)、新潟県村上市の高橋邦芳(たかはし くによし)市長が荒川区長を訪問し、荒川区が排出したCO2などの温室効果ガスの一部について、村上市が販売するJクレジットによりカーボン・オフセットが実施されたことを証明する「オフセット証明書」が手交されました。
荒川区の交流都市である新潟県村上市では、森林整備で生み出した温室効果ガス吸収量を「豊かなさけの森林づくりクレジット」として、11,000円/t-co2で販売しています。荒川区の公用車使用により排出された温室効果ガス212tに相当する量のクレジットを、森林環境譲与税を原資に村上市から購入し、カーボン・オフセットを実施しました。販売収入は、更なる森林整備や脱炭素化推進に活用されます。
Jクレジットについて
Jクレジットとは、省エネ・再エネ設備の導入や森林管理等による温室効果ガスの排出削減・吸収量を「クレジット」として国が認証するものであり、売却と購入により資金循環を生み出し、環境と経済の両立を目指す仕組みです。日常生活や事業活動でどうしても削減できないCO2などの温室効果ガスを、森林による吸収や省エネ設備への更新により創出された削減分で埋め合わせをする、カーボン・オフセットに活用することができます。
荒川区の温室効果ガス排出状況
荒川区役所の温室効果ガス総排出量は、13,192t-co2(令和5年度)となっています。
「荒川区役所エコアクティブプラン」では、令和12年度に7,756t-co2まで削減する目標を掲げており、その達成のために省エネ機器への入れ替えや再生可能エネルギーの導入等とあわせて、カーボン・オフセットの推進も取りうる選択肢のひとつとなっています。
村上市との交流
平成8年、村上市(当時は荒川町)が川の手荒川まつりへの参加したことをきっかけに交流が開始しました。令和2年9月には「災害時における相互応援に関する協定」を締結、令和5年度からは村上市と連携して、毎年10月に「鮭のまちで学ぶ森林・自然体験ツアー」を実施しています。

高橋市長(左)からオフセット証明書を受け取る滝口区長

歓談の様子
お問い合わせ
環境清掃部環境課環境推進係
〒116-0002荒川区荒川一丁目53番20号
電話番号:03-3802-3111(内線:482)
ファクス:03-5811-6462
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044