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更新日:2024年7月1日
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もったいない、食品ロスを減らしましょう
食品ロスをご存じですか?
食品ロスとは、食べることができたのに捨てられてしまった食品のことです。その量は全国で年間472万トンもあります(農林水産省および環境省「令和4年度推計」)。これを国民1人当たりに換算すると、おにぎり1個分に近い量(約103グラム)の食べ物が毎日捨てられていることになります。
また、食品ロスの半分は家庭から出ており、区が実施しているごみ組成調査でも未使用の食品がたくさん捨てられています。
食品ロスを減らすために、一人ひとりが意識して、できることから食品ロス削減に取り組みましょう。
集積所に出された未使用の食材
食品ロスはなぜおこる
家庭における食品ロスの内訳
食品を食べずに捨ててしまう理由は、大きく3つに分類されます。
- 賞味期限や消費期限が過ぎてそのまま廃棄した「直接廃棄」
- 食事を食べきれずに残して廃棄した「食べ残し」
- 野菜の皮を厚くむくなど、食べられる部分まで過剰に除去した「過剰除去」
食品ロスを減らすためにできること
残さず食べましょう
食品が皆さんの手元に届くまでに水、肥料・飼料、生産するための人手や運搬するためのエネルギーなど、資源をたくさん使っています。野菜・食肉等の生産者や料理を作ってくれた人達への感謝の気持ちを込めて、残さず食べましょう。
外食の時は、注文時に料理のボリュームや食べられない食材が入っていないかあらかじめ確認をして、食べきれる分を頼みましょう。
残さず食べよう
計画的に買い物をしましょう
量り売り・ばら売りなども活用しましょう
安いからと食材を必要以上に購入したり、買い置きがあるのを忘れてまた同じ食材を買ってしまうと無駄になる可能性があります。買い物をする前に冷蔵庫などの食材を確認して、必要な分だけ買いましょう。
食材を使い切りましょう
普段から賞味期限や消費期限を意識して、期限切れで捨てる前に使いきりましょう。食べられる部分を過剰に捨てたり、余った食材を捨てたりせず、一工夫しておいしく食べましょう。
例えば、余ったカレーをカレーうどんにリメイク
賞味期限と消費期限
賞味期限と消費期限の違いはご存じですか。
砂糖・塩などの一部の商品を除き、加工食品には賞味期限または消費期限が記されています。どちらの期限表示についても、未開封の状態で、適切な方法で保存されていることが前提です。
- 賞味期限とは、比較的品質が劣化しにくい食品に表示されています。期限を過ぎても必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありません。それぞれの食品が食べられるかどうかについては、消費者が個別に判断する必要があります。
- 消費期限とは、品質の劣化が早い食品に表示されています。期限を過ぎたら食べないようにして下さい。
開封した物は、期限にかかわらず早めに食べましょう。
農林水産省資料より
「荒川もったいない大作戦」展開中
荒川区では平成28年度より「荒川もったいない大作戦」を展開しています。これは、食品ロス(食べることができたのに捨てられてしまう食品)を減らすための取り組みです。
※注釈 詳しくは下記のリンク先をご覧下さい
荒川区食品ロス削減推進計画を策定しました
区では令和5年3月に、「荒川区一般廃棄物処理基本計画」に包含する形で「食品ロス削減推進計画」を策定しました。
区民・事業者・行政がそれぞれの役割を理解し、協働して取り組むことで、食品ロスの削減、そして質の高い循環型社会の構築を目指します。
食品ロス発生量の削減目標
令和14年度までに、食品ロス発生量を区民1人1日当たり4.5g削減します。
(令和3年度:22.6g/人・日 → 令和14年度:18.1g/人・日)
基本方針
基本方針1
リデュースを最優先とした食品ロス削減に向けた取り組み
基本方針2
リユースとリサイクルを推進する取り組み
お問い合わせ
環境清掃部清掃リサイクル推進課啓発指導係
〒116-0001荒川区町屋五丁目19番1号
電話番号:03-5692-6697
ファクス:03-3895-4133