事業者等を装った不審な訪問者に注意
関東圏で、住宅強盗の被害が相次いで発生しています。
強盗犯人の手口として、電話や訪問により、
「自宅に金目の物があるか。」
「預金があるか。」
「家族は在宅しているか。何時に帰るか。」
などを聞き出し、強盗する家の狙いをつけることもあります。
このような電話があった場合は、お金や家族の話はせずに、すぐに電話を切り、警察に通報してください。
事業者などの突然の訪問があった場合には、インターホンなどで身分や要件を確認し、安易に応じることなく、キッパリと断りましょう。
区内で実際にあった不審者の事例
- 「不用品を買い取ります。家の中で高価で買い取りできそうな物がないか確認させてもらってもいいですか。」
- 「近くで工事を行います。付近に工事車両を停めたいので、あなたの家の車が出入りする時間を教えてください。」
- 「工事のあいさつにきました。家族みなさんに粗品をお渡ししたいので、家族の人数を教えていただけますか。」
防犯対策
在宅・帰宅時の行動
- 在宅時でも、出入口や無人の部屋の窓に鍵を掛ける習慣をつけましょう。
- 訪問者に対しては、不用意にドアを開ける前に、まずドアスコープやインターホン越しなどで確認しましょう。※宅配業者の訪問を偽装した手口には、荷物の受取りに宅配ボックスを活用するなど、宅配の荷物を直接受け取らない方法をとることが大切です。
- 外出先から帰宅した際は、背後や周囲に人がいないか、よく確認しましょう。
住宅の防犯対策
- 日頃から建物周囲を整理整頓し、侵入されにくい環境を整えておきましょう。
- 玄関をツーロックに、窓に補助錠を取り付けるなど、防犯設備を充実させましょう。建物部品を選ぶときは、防犯性能の高いものを選びましょう。
- 設置した防犯設備機器を有効に役立てるとともに正しく作動しているか時々確認しましょう。
- 旅行など長期不在にするときは、隣近所へ声を掛け合ったり、郵便物・新聞などの配達を止めましょう。
日常での心構え
- 合鍵の不正作製を防止するため、鍵を家族以外の人には「見せない」「渡さない」、写真や動画で「写さない」ようにしましょう。
- 自宅に必要以上の現金を置かないようにしましょう。電話などで在宅状況、家族の状況、資産状況を聞かれても答えないようにしましょう。
- 不審を感じた場合には、ためらうことなく110番通報しましょう。

発行元 東京都スポーツ局都民安全推進部(外部サイトへリンク)
命と財産を守る「住まいの防犯対策」
犯罪の手口が凶悪化の傾向にあることから、防犯意識を高め、住まいの防犯対策をさらに強化していくことが求められます。
荒川区では、住まいの防犯対策のため、区内の販売店や設備事業者を利用して、防犯対策品を購入・設置した場合、費用の一部を補助しております。
自宅の防犯対策のため、活用をご検討ください。
荒川区住まいの防犯対策補助金交付制度