「スポクラEKIDEN in しおいり」開催～仲間とつなぐ「たすきリレー」～

　1月14日（日曜）、都立汐入公園で「第11回スポクラEKIDEN（えきでん） inしおいり」が開催されました。この大会は、小学生4年生から6年生、中学生、大人が参加し、4名のランナーからなるチームにより、小学生は8キロ、中学生と大人は16キロの隅田川沿いのコースを走る駅伝大会です。

　今年は小学生（男子・男女混成）18チーム72人、小学生（女子）7チーム28人、大人（男子・男女混成）24チーム92人、大人（女子）3チーム12人、計52チームの合計208人が参加しました。

　本大会は、荒川区内で唯一の総合型地域スポーツクラブである「南千住スポーツクラブ」と、「南千住スポーツクラブ駅伝大会実行委員会」が毎年この時期に開催する大会で、区内の小中学生や地域のランナーの力試しの場として、地域に根づいた駅伝大会となっています。

当日の様子

　マラソン日和となった、この日、会場には開始前から多くの参加者が集まり、ランニングやストレッチ等のウォーミングアップ、たすきの受け渡しを念入りに練習していました。

　開会式では、「勝つことよりも楽しむことが大事です。今日出せる力を存分に出して楽しい大会にしましょう。」と、南千住スポーツクラブ駅伝大会実行委員会　代表の真塩さんから挨拶がありました。

　レースは午前9時30分に小学生の部が10秒間間隔でスタートし、午前10時30分に大人の部がスタートしました。どの種目も第一走者は皆、自分のペースで最大限の力を発揮しようと真剣な面持ちで走り出していきました。コース脇には、同じチームの仲間や家族等、たくさんの人が応援に駆け付け、「がんばれ、がんばれ」、「もう少しでゴール」と大きな声で、選手たちに声援を送っていました。

　競技終了後は、表彰式が行われ、入賞したチームと各種目の区間賞の選手にメダルと副賞が授与されました。入賞した選手も惜しくも入賞できなかった選手も、力を出しきった達成感から皆満足そうな笑顔でいっぱいでした。

　小学生（男子・男女混成）の部では「南千住サッカー広場5年Aチーム」が32分32秒の記録で優勝、第1区と第2区の区間賞も受賞しました。選手は「この日の優勝を目指して、仲間たちと、一年間、夜間のランニング練習を頑張りました。優勝できてうれしいです。来年は全員で区間賞をとりたいです。」と話してくれました。