トップページ > 広報・報道・広聴 > 報道・プレス発表 > 2024年1月 > 藤川流家元藤川澄十郎による新春舞踊ショー開催~新たな年の幕開けを祝い華やかに舞いました~

更新日:2024年1月4日

ここから本文です。

藤川流家元藤川澄十郎による新春舞踊ショー開催~新たな年の幕開けを祝い華やかに舞いました~

 本日1月4日(水曜)、ゆいの森あらかわで、新春特別イベント「新春舞踊ショー」が開催されました。

 新年最初の開館日の今日、荒川区在住の日本舞踊家である藤川流家元・藤川澄十郎(ふじかわ・すみじゅうろう)さんとその門弟の皆さんが新春の舞を披露しました。

当日の様子 

 幕開けは、藤川澄十郎さんの門弟の皆さんによる長唄 『松の緑』でスタート。高位の象徴である『松の木』にまつわるものを踊りで表現する、お祝い事の演目で、華やかな衣装と舞で会場を魅了していました。

 舞踊体験コーナーでは、藤川澄十郎さんと門弟の皆さんの説明を受け、観客の皆さんが、日本の伝統歌曲『春の海』の振付を体験しました。

 会場が盛り上がる中、藤川澄十郎さんから「奉納のために作舞しました『 蓮 』は、東京では初披露となります。新年にことよせて、皆様を寿ぐ意味でも心を込めて踊らせていただきます。どうぞ、心躍らせてご覧いただけたら幸いです。」と挨拶があり、新作舞踊「奉納舞〜《 蓮 》〜」が披露されました。

 「白蓮」をテーマにした舞では、観客の皆さんは、藤川澄十郎さんの繊細で高貴な表現に引き込まれていました。

 フィナーレでは出演者全員による、映画『座頭市』下駄タップより『festivo』を圧巻の舞で披露し、観客から大きな拍手が巻き起こり、すべての演目が終了しました。

藤川澄十郎さん

 昭和43年に藤川流を創流した父・藤川爵応(ふじかわ・しゃくおう)氏から「澄十郎」を襲名し、以来、古典舞踊を基本に、舞踊に親しみ興味を持ってもらえるよう、幅広いジャンルの舞踊を日本舞踊に落とし込んでいます。北は北海道から南は福岡、佐賀、熊本、長崎の壱岐や対馬、鹿児島の奄美に到るまで多くの門弟を抱えられています。一方、生まれ育った荒川区で、幼少の頃から地元商店街で盆踊り大会の踊りを指導するなど、幅広く活動されています。

 「誰でも一度は触れたことのある盆踊りも立派な踊り」と、<踊り>を広く捉え、古典を主流にしながら、その良さを踏まえたうえで、新しい分野への挑戦を続けています。

「長唄 松の木」で新春舞踊ショースタート

「長唄 松の木」で新春舞踊ショースタート!

 

藤川澄十郎が踊る「奉納舞~蓮~」

藤川澄十郎が踊る「奉納舞~蓮~」

 

会場一体となった「春の海」の舞踊体験

会場が一体となった「春の海」の舞踊体験

 

ラストは出演者全員で「座頭市」

ラストは出演者全員で「座頭市」

お問い合わせ

地域文化スポーツ部ゆいの森課

〒116-0002荒川区荒川二丁目50番1号

電話番号:03-3891-4349

区政広報部広報課報道映像係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2135)

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?