ここはご主人の梁川嘉一さんが大阪風にこだわるたこ焼き屋です。
大阪から来たお客さんが一口食べて「大阪の味や」と認めたその味は、関東のたこ焼きよりもフワッとした生地とトロッとした中身。材料を大阪から取り寄せ、ネタが余っても翌日には持ち越さないという徹底した信念と、お客さんとの一期一会を大切に、日々焼き台に向かっています。
メニューは「たこ焼き」(14個400円)とたこ焼きにマヨネーズをかけた「たこマヨ」(14個430円)と「たこせん」(1枚100円)の3種類。
一番の目玉は、何と言っても荒川遊園地名物「たこせん」。「たこせん」とは、大阪の「たこぽん」をヒントに考えた、ふく扇のオリジナル商品で、たこ焼きにソースとマヨネーズとかつお節をたっぷりかけ、パリパリのえびせんを2ツ折りにして挟み込んだ軽食です。
その絶妙な食感と駄菓子風の懐かしい味は、雑誌やテレビで紹介されたこともあり、近所の子供たちや、あらかわ遊園を訪れる人々はもちろん、今では遠く東北や九州からお客さんがやって来るほどの人気になりました。
ご主人曰く「えびせんが湿気てしまったら美味しくない」とのこと。
マヨネーズとソースがこぼれないよう、気にしながらアツアツの出来立てを食べ歩きしてください。
|