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ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称:ロコモ)とは、筋肉・骨・関節などの運動機能が低下することにより、歩行や立ち座りなどが困難になるなど日常生活に不便を感じる状態のことです。
放っておくと、介護が必要になるリスクが高くなります。
いつまでも自立した生活ができる「健康寿命」を延ばすために、今日からロコモ対策を始めましょう。
筋肉、骨、関節などの運動機能が低下すると、その影響は全身に及びます。
※注釈 移動機能とは、立つ・歩く・走る・座るなど、日常生活に必要な「身体の移動に関わる機能」のことです。
関節などの痛みが現れ、歩いたり立ったりする動作がおっくうになります。
その結果、さらに筋力が衰え、骨ももろくなるという悪循環に陥ります。
最終的には、バランス能力が低下し、転倒し骨折に至ることになります。
歩くことが困難になると、普段の生活に介護が必要になったり、寝たきりになったります。
厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」より
要支援・要介護の原因をみると、「運動器障害」つまりロコモが脳卒中を抜いて、第1位となっています。
「運動器障害」を具体的にみると、「骨折・転倒」、「関節疾患」、「脊髄損傷(せきずいそんしょう)」です。
ロコモになる要因として、次の3つがあります。
「骨や関節の病気」の代表的なものとして「骨粗しょう症(こつそしょうしょう)」「変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)」「脊椎管狭窄症(せきついかんきょうさくしょう)」があります。
上記の7つの項目のうちひとつでも当てはまればロコモが疑われます。
足の筋力やバランス機能を調べるのに適しています。
具体的な方法は下記のリンク先を参照してください。
まずはセルフチェックから
何もしないと筋肉量は、40代で若い時の70パーセントにダウンします。
下記のリンク先を参照して、筋トレで動ける体をキープしましょう。
筋トレ
筋肉や骨は、材料となる「栄養素」が不足すると強くなりません。
毎日の食事から、必要な栄養素をとり、ロコモに負けないからだをつくりましょう。
ひざ・腰・筋肉を丈夫に いつまでも動ける体づくり フレイル・ロコモ予防(PDF:1,040KB)
※注釈 リーフレット裏面は「あらみん体操」
新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)-全国の体操動画やリーフレットの紹介(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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お問い合わせ
健康部健康推進課保健相談担当
〒116-8507荒川区荒川二丁目11番1号
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