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更新日:2020年6月17日
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受動喫煙とは、たばこを吸わない人が周囲のたばこの煙を吸ってしまうことを言います。
たばこの煙には、喫煙者本人が吸いこむ主流煙と、たばこの先から出る副流煙がありますが、有害物質をより多く含んでいるのは副流煙です。
副流煙は、主流煙に比べて、ニコチンやタールが約3倍、一酸化炭素が約5倍含まれています。(下図参照)
有害物質の多い副流煙を吸うことで、たばこを吸わない人も健康を害するリスクが高くなります。
また、低ニコチンのたばこも通常のたばこも有害物質の量は同じです。
たばこ白書の概要(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
厚生労働省が作成した喫煙の健康影響に関する検討会報告書(平成28年8月)[通称「たばこ白書」]の概要をまとめたものです。
下記の内容が紹介されています。
近年、大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2.5」が、中国から日本に飛来しており、健康への影響が心配されています。
実は、たばこの煙もPM2.5と同じ大きさの粒子です。(図参照)
たばこの煙を吸いこむと、肺胞の壁に張り付いて肺胞を壊し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)を引き起こします。
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