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ハチが家の中に入ってきたり、軒下などに巣を作ったりすると、刺されないかと心配になるものです。
しかし、ハチには毛虫やイモムシ、ハエなどの害虫を捕らえて食べる、花の受粉を助けるなど益虫としての面もあります。
慌てて駆除するだけでなく、ハチの生態を知って上手に付き合いましょう。
ハチの種類は「巣の形」で簡単に区別できます。
スズメバチはハチ類の中で攻撃性が最も高く、刺されると最悪の場合死に至ることがあり危険です。
個人で駆除することは危険なので、巣を見かけたら保健所にご相談ください。
完成したスズメバチの巣
マーブル模様で、入口の穴が下のほうに一つあるのが特徴。
ハチは穴の中にたくさんいる。
作り始めのスズメバチの巣
日本酒のとっくりを逆さまにしたような形からボール状にしていく。
ハチの相談の中で最も多いのが、アシナガバチです。ハチや巣を刺激しない限り、襲ってくることはないので、日常生活に支障がなければそっとしておきましょう。
保健所ではアシナガバチの駆除は行っていません。
アシナガバチの巣を下から見上げたところ
穴がたくさん開き、表面にハチがとまっているのが特徴。
やむを得ずご自身で駆除をする場合は、刺されないように注意して行ってください。
ミツバチもアシナガバチと同じく、刺激しない限り、襲ってくることはありません。
ミツバチは絶滅の危機に瀕しているので、むやみに駆除せず、できるだけ保護しましょう。
ミツバチの巣(巣板を作り、定着したもの)
ドロバチは危険性がないおとなしいハチです。ほかのハチのように大量に出てくることもありませんので、そっとしておきましょう。
マルハナバチも、人間を襲うことはありません。そっとしておきましょう。
ハチは室内で定着しません。明るいほうの窓を開けておくと逃げていきます。
保健所では、専門業者に委託して、スズメバチの巣の撤去を行っています。
それ以外のハチについてはご自身の判断で駆除するか、有料になりますが、業者に依頼して行ってください。保健所では殺虫消毒業者の団体をご紹介しています。
お気軽にご相談ください。
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お問い合わせ
健康部生活衛生課環境衛生係
〒116-8502荒川区荒川二丁目11番1号
電話番号:03-3802-3111(内線:426)
ファクス:03-3806-2976
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