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更新日:2025年3月27日

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東京藝術大学卒業・修了作品への第19回荒川区長賞授与式が行われました

 3月27日(木曜)、ゆいの森あらかわにおいて、東京藝術大学卒業・修了作品への第19回荒川区長賞授賞式が行われました。

 今年は、彫刻家の平野千里氏をはじめとする4名の審査委員による厳選な審査により、久保歩美(くぼ・あゆみ)さんの「心の実り(こころのみのり)」が荒川区長賞に選ばれました。

 授賞式では、滝口学区長から、久保歩美さんに賞状と副賞の奨学金が手渡されました。

受賞作品

  • 作品名 「心の実り(こころのみのり)」(工芸(彫金))
  • 作者名 久保歩美(修士)
  • 材質 銅、真鍮、銀、金、七宝釉薬
  • サイズ 幅17センチ・奥行20センチ・高さ11センチ 他3点

作品説明

 この作品は「人との関わり合いの中で生まれた心の実り」をテーマにインタビューを行い、それぞれのエピソードを果実の形として創造しながら制作を進めました。寄せられたエピソードは多岐にわたり、それぞれの心に実った果実が人生の糧となっていることに、神秘的な美しさを感じました。また、造形には金属と立体七宝を融合し、伝統的な彫金技法を基に制作。彫金は手作業の積み重ねによって形を作るため、感情の蓄積を表現するのに適した技法だと感じています。さらに、有線七宝や描画七宝を用い、多層的な模様を描くことで、繊細で複雑な表情を追求しました。手間と時間を要する技法ですが、より豊かな表現ができたと思います。 

荒川区長賞について

 荒川区と東京藝術大学は、平成20年に「芸術・文化振興のための連携に係る合意書」を締結し、以来、様々な連携事業を行っています。荒川区長賞は連携事業の一つで、毎年、卒業・修了制作作品の立体部門から優れた作品を表彰しています。

 受賞作品は、区民が優れた芸術作品に身近に触れ合う機会とするため、区内各所に設置されており、この度の受賞作品を含めると33作品となります。

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表彰された久保さん

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「心の実り」作品1

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「心の実り」作品2

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「心の実り」作品3

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「心の実り」作品4

お問い合わせ

地域文化スポーツ部文化交流推進課文化振興係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2521)

ファクス:03-3802-4769

区政広報部広報課報道映像係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2135)

ファクス:03-3802-0044

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