更新日:2025年3月23日
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荒川区では、本日3月23日(日曜)、サンパール荒川において、「中高生俳句バトルinあらかわ」を開催しました。
このイベントは、俳句甲子園常連校で過去14回の優勝経験を持つ開成高校を運営する開成学園と「俳句のまち宣言」をして俳句文化の普及に力を入れている荒川区の共催により、毎年実施している、俳句でディベート対決を行う大会です。
今年も幾度もの大会出場経験を有する強豪校が集結し、開成高校、開成中学校をはじめ、前回の優勝校である名古屋高校(愛知県)、俳句甲子園全国大会出場経験のある横浜翠嵐高校(神奈川県)、立教池袋高校、海城高校、学習院女子高等科(ともに東京都)、山形東高校(山形県)の8校が出場し、兼題の「奥」「羽」「行」「脚」と春の季語を用いて詠んだ俳句を披露しました。
試合は、「披講」「質疑」「判定」の流れで行われ、予選リーグを勝ち上がった2校で決勝戦が行われました。
予選では、A、B2つのリーグに分かれ、それぞれ総当たり戦で戦いました。
兼題「奥」で対戦した「横浜翠嵐高校」と「山形東高校」の試合では、「鉄塔の連なる奥へ春疾風」など、情景に奥行きのある句を詠み、相手からの鋭い質問にも適応性に富んだ対応が光った「横浜翠嵐高校」が2対1で勝利しました。
会場では、自ら詠んだ俳句の情景や作者の伝えたいこと等を熱く語り、互いに譲らないディベートによる攻守に、両校に向けて大きな拍手が送られました。
決勝戦の兼題は「脚」。Aリーグ勝者の「開成高校」とBリーグ勝者の「海城高校」が対戦しました。
予選を勝ち上がった実力校同士、優勝のかかる大舞台でプレッシャーと闘いながら、一句一句思いを込めながら詠みあげました。一句目から白熱したディベートが繰り広げられ、両者の説得力のあるディベートに俳句の奥深さを改めて実感した大会となりました。
結果は、「山吹に脚立の倒れ込んでゐる」などを詠んだ「開成高校」が4対1で「海城高校」を下し、優勝しました。
白熱した決勝戦の様子
決勝戦での判定時の様子
見事優勝を飾った開成高校
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