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2月9日(日曜)、荒川総合スポーツセンターで「第18回あらかわ杯キンボールスポーツ大会」を開催しました。本大会は、一般社団法人荒川区キンボールスポーツ連盟が主催する、小学生から国際大会の代表選手まで、幅広い層の選手が参加する大会です。世界のトップ選手らと対戦し、試合を間近で見ることができる絶好の機会となっています。
開会にあたり、滝口区長から、2024年11月に開催された「キンボールスポーツワールドカップ韓国2024」において優勝した、男子日本代表メンバーと準優勝した女子日本代表メンバーの選手の紹介がありました。また、国内外で好成績を収めた荒川区のチームや荒川区ゆかりの選手が所属しているチームが紹介され、会場から大きな拍手が送られました。
試合は、全国各地の初心者から上級者まで総勢83チーム・458名の選手が参加し、年齢やルールによって、6つのクラスに分かれて競い合いました。攻撃側の選手が発する「オムニキン」の掛け声とともに直径1メートルを超えるボールをヒットし、ゲームが始まりました。小学生が参加するジュニア(U-10)の部では、選手の体がボールで隠れてしまいそうな姿勢でボールを支えたり、追いかけたりと日頃の練習の成果を発揮していました。チーム一丸となったプレーに会場からは大きな声援が送られました。国際大会代表メンバーが名を連ねる片手ヒットJUMPの部の決勝戦では、世界大会さながらのプレーの連続で会場は大歓声に揺れました。
ジュニア(U-12)で優勝した「GFKブルーサンダー」のチームのメンバーの皆さんは、「荒川杯に出場するのがとても楽しみでした。」「今朝は5時に起きて川越市から荒川区に来ました。」「優勝できて嬉しいです。」「週二回3時間の練習を続けてきて結果がでて嬉しい!」と、それぞれ話してくれました。また、片手ヒットJUMPで優勝したチーム「ジーパンの刑」のメンバーの梅本 拓海(うめもと たくみ)さんは、「もうすぐジャパンオープンの大会があるので荒川杯でよい経験ができたと思います。」と話してくれました。
キンボールスポーツは、運動を通じて「励まし、助け合い、感動の共有や協調性を高める」とのコンセプトを具現化した、カナダ発祥のスポーツです。キンボールスポーツの特徴は、①1メートル22センチの巨大なボール(重量約1kg)を使用すること、②1チーム4名で、3チーム12名が同時に戦うこと、③掛け声が「オムニキン××(相手チームのカラー)」とコールしてからボールをヒットすること、などが挙げられます。ルールは参加者の年齢、経験、体力などの条件に応じて一部変更することが認められており、子どもから高齢者まで楽しめるスポーツとなっています。
荒川区では、平成16年度に体育指導委員(現スポーツ推進委員)が区民にキンボールスポーツを紹介し、現在は、「スポーツひろば」(夜間・小中学校体育施設開放事業)で行われているほか、平成19年度に設立された荒川区キンボールスポーツ連盟が積極的に活動しています。
皆の注目片手ヒットJUNPの決勝戦
ジュニア(U-10)の試合の様子
片手ヒットJUMPの優勝メンバーの皆さん
ジュニア(U-12)の優勝メンバーの皆さん
ワールドカップ日本代表メンバーと国内外の大会で活躍した選手の皆さんと滝口区長
お問い合わせ
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
(一社) 荒川区キンボールスポーツ連盟会長 大熊
090-1777-3117
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