トップページ > 広報・報道・広聴 > 報道・プレス発表 > 2025年1月 > 荒川区自治総合研究所「GAHレポートVol.6」を発行 ~区民アンケート調査10回分のふりかえり~

更新日:2025年1月10日

ここから本文です。

荒川区自治総合研究所「GAHレポートVol.6」を発行 ~区民アンケート調査10回分のふりかえり~

概要

 荒川区自治総合研究所では、荒川区が「幸福実感都市あらかわ」の実現を目指し、平成25年度から実施している「荒川区民総幸福度(GAH)」を測るための区民アンケ―トを基に、区民の幸福実感向上を目的とした研究を実施しています。

 令和5年度にGAHに関する区民アンケート調査が10回目を迎えたことに伴い、これまでのアンケート調査の結果をまとめ、レポートとして発行しました。

レポートの内容

 GAHに関する区民アンケート調査はもともと、最上位指標である幸福実感度をはじめ、「健康・福祉」、「子育て・教育」、「産業」、「環境」、「文化」、「安全・安心」の6つの分野に対応した、計46の指標から構成されています。

 今回のレポートでは、第1回調査から第10回調査までのGAHに関する区民アンケート調査で判明した各指標の実感度の変遷について、その特徴をまとめました。

各分野の特徴

最上位指標 主な特徴
幸福実感度 幸福実感度は緩やかに上昇傾向
分野別 主な特徴
健康・福祉
  • 現役世代の実感度は上昇傾向、60代の実感度は低下傾向。
  • 「健康の実感」は幸福実感度との相関係数が最も高い。
子育て・教育
  • 実感度は高い水準を保ちながら推移。
  • 幸福実感度との相関係数が高い指標が多い。
産業
  • 現役世代の実感度上昇が目立つ。
  • 2021年度に過去最高の実感度となった指標が多い。
環境
  • 若年層を中心に「生活環境の充実」が上昇。
  • 若年層を中心に「持続可能性」は低下。
文化
  • 「地域コミュニティ」に関連した実感度が低下。
  • 相対的に実感度が高かった70代以上の低下が目立つ。
安全・安心
  • 現役世代の「安全・安心の実感」指標の実感度が上昇。
  • 「災害時の絆・助け合い」指標は低下傾向。

幸福実感の今後の展望

 GAH指標は、区民の幸福実感を測り、そして今後の施策を考えていく際のデータとして役割を果たしてきました。昨今の「ウェルビーイング」の考え方とGAH指標の実績を生かしながら、幸福実感指標の在り方を模索していく所存です。

資料

「GAHレポートVol.6」本文(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

お問い合わせ

荒川区自治総合研究所
電話番号 03-3802-4861

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?