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更新日:2025年1月10日

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藤川流家元 藤川澄十郎による新春舞踊ショーを開催しました~華やかな舞いで新たな年の幕開けを祝いました~

 1月4日(土曜)、ゆいの森あらかわで、新春特別イベント「新春舞踊ショー」が開催され、荒川区在住の日本舞踊藤川流の家元、藤川澄十郎(ふじかわ・すみじゅうろう)さんと門弟の皆さんによる、新春を祝う華やかな舞いが披露されました。

当日の様子

 今回の舞踊ショーは「新春古典メドレー」、「藤川澄十郎 祝舞」、「粋・日本舞踊ショーメドレー」、「舞踊体験コーナー」、「希望の歌メドレー」、「奉納舞『蓮』」そして、「フィナーレ」の7つの演目で構成されました。

 まず、藤川澄十郎の門弟の皆さんによる「常盤津 老松」「長唄 藤娘」「長唄 七福神」の「新春古典メドレー」で今年の新春舞踊ショーが晴れやかに始まりました。続いて、ご祝儀舞の名作「長唄 島の千歳」を藤川澄十郎さんが、日本の御祝い事の象徴でもある鶴と亀や、蓬莱島、西天竺、賢人にまつわる故事を読み込んだ歌詞にのせ、格調高く優美に踊り、会場を魅了していました。

 舞踊体験コーナーでは、藤川澄十郎さんと門弟の皆さんの解説のもと、観客は、日本の伝統的な「春の海」の振付を体験しました。最初はばらつきがあった振りが、丁寧なアドバイスにより、会場全体が「春の海」で一つにまとまったようでした。

 藤川澄十郎さんが「白蓮」をテーマに振付・構成した奉納舞踊「奉納舞『蓮』」では、会場の皆さんは、藤川澄十郎さんの繊細で高貴な舞に、惹き込まれていました。

 フィナーレの演目、「千本桜」では藤川澄十郎さんと門弟の皆さんへの大きな拍手が鳴り止まず、1年のスタートにふさわしい新春イベントとなりました。

来場者のコメント

 家族で来場された荒川区在住のエカートさんは、「本格的な舞台を5歳と8歳の子どもと一緒に見る機会がなかなかなくて、今日、一緒に見ることができて良かったです。アメリカから来日している義母も、とても気に入り喜んでいました。」と感想を話していました。

藤川澄十郎さん

 昭和43年に藤川流を創流した父・藤川爵応(ふじかわ・しゃくおう)氏から「澄十郎」を襲名し、以来、古典舞踊を基本に、歌舞伎舞踊の舞台を、国内外で上演し、また、舞踊に親しみ興味を持ってもらえるよう、幅広いジャンルの舞踊を日本舞踊に落とし込んでいます。北は北海道から南は福岡、佐賀、熊本、長崎の壱岐や対馬、鹿児島の奄美に到るまで多くの門弟を抱えられています。また、生まれ育った荒川区では、幼少の頃から地元商店街で盆踊り大会の踊りを指導するなど、幅広く活動されています。「誰でも一度は触れたことのある盆踊りも立派な踊り」と、<踊り>を広く捉え、古典を主流にしながら、その良さを踏まえたうえで、新しい分野への挑戦を続けています。

藤川澄十郎さんと門弟の皆さん

藤川澄十郎さんと門弟の皆さん

藤川澄十郎さんが踊る長唄「島の千歳」

藤川澄十郎さんが踊る長唄「島の千歳」

会場一体となった「春の海」の舞踊体験

会場一体となった「春の海」の舞踊体験

ラストは出演者全員で「千本桜」

ラストは出演者全員で「千本桜」

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地域文化スポーツ部ゆいの森課

〒116-0002荒川区荒川二丁目50番1号

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