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荒川区とウィーン市ドナウシュタット区は、友好都市提携により、平成9年度から相互に高校生を派遣しています。
今年度、新型コロナの影響で中止となっていた相互派遣を4年ぶりに再開し、7月には荒川区から高校生6名の派遣を行い、今回、ウィーン市ドナウシュタット区から高校生6名を受け入れました。
本日、ウィーン市ドナウシュタット区からの派遣高校生の皆さんが曹洞宗の尼僧寺大林院にて日本の伝統文化である茶道を体験しました。
派遣高校生は8月19日から28日まで、ホストファミリーの協力を得て荒川区に滞在します。
派遣高校生は色鮮やかな浴衣を身に纏い、初めての茶道体験に臨みました。
茶道体験は、茶道の「なごみ会」代表の松岡朋子(まつおか・ともこ)氏(国際交流協会協力会員)を講師に招きました。
派遣高校生は、茶道の所作やマナーについて説明を受けた後、一人ひとりお茶を点てることに挑戦しました。お茶を点てる際には、茶筅(ちゃせん)の繊細な扱い方に苦労しながらも、講師からのアドバイスをもとに、お茶を点てることができました。
また、お茶のもてなしについて、「お点前、頂戴いたします」、「大変結構でございます」といった声がけをするなど、礼儀作法を学びました。
静寂で研ぎ澄まされた茶室の空間において、和やかな表情を見せながらも、茶道に取り組む派遣高校生の真剣な眼差しがとても印象的でした。
荒川区はオーストリアウィーン市ドナウシュタット区と友好提携を結んでいます。ウィーン市ドナウシュタット区とは、平成4年に相互に開催した児童絵画展以来交流が始まり、平成8年10月21日に友好都市提携の調印を行いました。
平成8年度にドナウシュタット区の高校生を受入れ、翌9年度から荒川区の高校生を派遣して以降、令和5年度までに荒川区から134名、ドナウシュタット区から170名の高校生が相互派遣されています。相互派遣に際し、ホームステイはお互いの家庭において受け入れ、ファミリー単位での交流を深めています。
お茶を点てる派遣高校生
お茶のもてなしを受ける派遣高校生
茶道を教わる派遣高校生
集合写真
お問い合わせ
地域文化スポーツ部文化交流推進課都市交流係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2524)
ファクス:03-3802-4769
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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