更新日:2023年8月21日
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本日8月18日(金曜)、あらかわリサイクルセンターにて、夏休み工作「ワンウェイびんで風鈴作り」が開催されました。夏休みを利用した、この工作教室は日常生活で使い終わったびんや缶、ペットボトルなどが、正しく分別され処理されることで、資源として再利用できることを子どもにわかりやすく見学・体験してもらうことを目的としています。
午後2時、あらかわリサイクルセンターの研修室に小学3年生から6年生までの子ども11人とその保護者6名、総勢17名で世界に一つだけのオリジナル風鈴を作りました。初めに、リサイクルセンターの責任者から子どもに向けて、リサイクルセンターの業務内容と今日の工作「風鈴作り」について、手順の説明がありました。
工作は、風鈴の本体になるびんと風鈴の模様になるイラストのシールを選ぶところからスタートしました。びんは、リサイクル回収されたワンウェイびんを洗浄し適当な大きさにカットされたものが事前に並べられていて、シールは、夏の季節感をイメージした魚や花火のイラストなどが用意され、子ども達はこれから始まる風鈴作りにワクワクした様子で選んでいました。
次に、選んだびんにシールを貼り付け、シールのイラストをカッターで切り抜く作業に移りました。切り抜かれ露出した部分がすりガラスに変化し模様となります。イラストを切り抜いて周りを残すか、イラストの周りを切り抜いてイラストを残すかで、出来上がりの雰囲気が変わってくるので、子ども達は真剣にカッターを握り、慎重にシールをカットしていきました。
次の工程は、サンドブラストです。子どもたちは工房室へ移動して、手袋をはめ、自ら工具を持って、イラストが貼られたびんに直接研磨材を吹き付け、イラスト部分をすりガラス状にしていきました。
サンドブラストの作業が終わると、びんからイラストのシールをはがし水道水で洗浄しました。絵柄が浮かび上がったびんにひもを通し、びんとぶつかり音を出す部分としてカットされたガラス片と、牛乳パックを再利用して作った短冊をつけて完成させました。
リサイクル資源のみでできたオリジナルの風鈴を手にした子ども達は、思い思いに揺らしながら、夏休みの昼下がりに地球に優しい音を楽しんでいました。
「あらかわリサイクルセンター」では、区内で回収した資源(びん、缶、ペットボトル、食品用トレイ)の破砕、圧縮等の中間処理を行い、次の再生事業者へ送り出しています。
また、未来を担う子ども達にリサイクルを理解してもらうために、区内の全小学校の4年生を対象に見学会を実施しています。また個人や団体からの見学も随時受け付けているほか、リサイクルの大切さを学ぶことができる様々な教室を開催するなど、資源循環型社会の構築のための活動拠点となっています。
デザインのイラスト選び
イラストのカット
サンドブラスト作業
風鈴の完成1
風鈴の完成2
お問い合わせ
環境清掃部清掃リサイクル推進課リサイクルセンター係
〒116-0003荒川区南千住三丁目28番69号
電話番号:03-3805-9172
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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