スタントマンによる交通安全教室を開催しました～「スケアード・ストレート方式」によるリアルな交通事故を体験～

　5月16日（火曜）、荒川区立第四中学校 校庭にて、荒川警察署と荒川区立第四中学校の共催で、同校生徒を対象に交通ルール、正しい交通マナーとヘルメット着用の重要性を理解してもらい、自転車の交通事故を抑止することを目的として、スケアード・ストレート方式による交通安全教室が開催されました。

スケアード・ストレート方式とは

　怖い思い、ヒヤッとする恐怖の体験を通じて啓発効果を高める教育技法です。この度の交通安全教室では、交通安全意識の向上を高め事故の怖さを知り、交通ルールと正しい交通マナーの向上を図ることを目的にスタントマンによるリアルな交通事故の再現を行いました。

当日の様子

　校庭で生徒の皆さんが見守る中、目の前で人が飛ばされ動かなくなる、ベビーカーが横倒しになり人形の赤ちゃんが地面にたたきつけられる、自転車と人がぶつかる様子など、スタントマンによる痛ましいリアルな仮想事故の再現で、生徒たちは交通事故の恐怖を体験し、小さな違反がいくつも重なると大きな事故に繋がることや、豆腐を使った実験では、正しいヘルメットの着用が命を守ることを確認していました。また生徒の皆さんによる正しい自転車走行の実演を行ったりするなど、体験を通して交通安全について学んでいました。参加した生徒の皆さんからは、「無灯火の自転車右側走行って怖いんだね」「交通ルールは守らないといけないね」「ヘルメットって、大事だね」などの感想があり、スケアード・ストレート方式による体験を通して、交通事故の恐ろしさを理解した様子でした。