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8. 宝来屋 |
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2代目店主・長谷川雅子さんと
お嬢さんの芳子さん
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元祖「ハムたい」 |
元祖「ハムたい」のお店「宝来屋(ほうらいや)」は、2代目店主・長谷川雅子さんが3代目・お嬢さんの長谷川芳子さんと共に営む、昭和51(1976)年創業のたいやきのお店。雅子さんのお父様である初代・繁次郎さんが体調を崩して一時入院していた昭和59(1984)年、雅子さんがマヨネーズとハムが具の「ハムたい」を考案・販売したところ、近所の女子高生の間であっという間に噂が広まり、一躍東尾久の名店になりました。その画期的で衝撃的な美味しさは、マスコミにも数多く取り上げられました。
もちろん、宝来屋の目玉商品は「ハムたい」だけではありません。カマンベールチーズとあんこの絶妙なハーモニーがくせになる「チーズあん」、上品な甘さの「クリーム」、自家製ルーによる「カレー」、そしてもちろん定番の「あんこ」もあります。「チーズあん」は130円、それ以外は全て110円と、お値段も破格。
たいやきの他にも、具がふんだんに入った「たこ焼き」(5個160円、10個320円)、ほろ苦いゼリーの上にアイスとミルクが乗っている「コーヒーゼリー」(200円)、あんず・チョコレート・ストロベリー・ミルク・あずきの各種「サンデー」(200円、20円プラスでミルク増量)、プレーンな「ソフトクリーム」(150円)などがあります。ソフトクリームはカップに入れてカチンコチンに冷凍しておくので、常連さん達は「カチクリ」と呼ぶのだそうです。なお、夏場はかき氷の販売も行っています。
宝来屋のモットーは「どこにでもあるものは作らない」ことです。できる限り自家製で提供しているのもそのため。サンデー・かき氷にかけるシロップも、何度も試作を重ねて完成したものです。他とは違う美味しさが生まれたのにも、なるほど頷けますね。
約30年もお店を構えていると、親子3代に渡ってご来店下さるお客様もいらっしゃいます。また、小学生をはじめ子供達がお得意様なので、お値段も押さえているそうです。来年(平成17年)12月頃に移転する計画がありますが、地元のお客様が一番大切なので、移転先は近所で探しているそうです。さすがは下町人情を大切にする荒川っ子。宝来屋は永遠に不滅です! |
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●所在地:東尾久6-10-2
●電話:03-3892-7702
●都電荒川線東尾久三丁目停留所下車徒歩3分 |
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問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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