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荒川区の地域ポータルサイト「荒川ゆうネット」の
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荒川区再発見 都市観光編6「東尾久」
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荒川ゆうネットは、平成16年から22年までに開設されていたサイトです。
内容は、掲載当時のものとなります。
5. 尾久橋
荒川区に流れている川は荒川だと思っていたら大間違い、隅田川です。その隅田川に架かる荒川区の橋は、上流から順に、小台橋・尾久橋・尾竹橋・千住大橋・水神大橋・白髭橋の6つです。尾久橋は、昭和43(1968)年の高度成長期真っ直中に建設され、装飾の一切ない、車と人間を隅田川の対岸・足立区扇に運ぶことのみを念頭に置いた、至ってシンプルな橋です。実用本位に建設された橋ですが、そこからは実に素晴らしい景色が臨めます。
橋から見える「サンシャイン60(上)」と「小台橋(下)」
だからと言って、この橋が人々に愛されていない訳ではありません。むしろ、たくさんの人々に利用される、橋本来の目的を十分に果たしている立派な橋です。まず、上流側の橋の中腹で歩みを止め、隅田川の上流方面を眺めてみて下さい。小台橋の黄緑色のアーチと、隅田川と平行して流れる荒川に架かる江北橋の白いアーチが見えます。また、川から荒川区の街並に目を移すと、あらかわ遊園の観覧車などの向こう、遠くにサンシャイン60が見えます。冬の晴れた日には、その隣に富士山の姿も見えるそうです。
小台方面へと渡りきる手前の下流側からは、水色のアーチを描く尾竹橋が見えると共に、現在建設中の日暮里・舎人線の建設工事の様子が見物できます。これも他の場所ではなかなかお目にかかれない光景です。
大正中期から昭和初期まで、この地には「熊野の渡し」という渡し船が存在していました。昭和9年に小台橋と尾竹橋が架設されて以降は需要がなくなり、廃止されてしまったのだそうです。尾久橋に一番近い都電荒川線の停留所は「熊野前」。熊野とは、以前この地にあった「熊野神社」に由来した名前です。現在、熊野神社は八幡神社に統合され、記念碑のみが残されています。
●所在地:東尾久7〜8丁目
●都電荒川線熊野前停留所下車徒歩7分
問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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