荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川区再発見5「西日暮里」

満光寺 尾久本町通り 町田桐タンス製作所 都合により掲載を中止しています 尾久橋 区立東尾久運動場 都立尾久の原公園 宝来屋

2. 尾久本町通り
外観








ヘアーサロンキムラ
ヘアーサロンキムラ
写真
 

上段:「110」店先に描かれた恐竜、「110」店内のプテラノドン
下段:「小さなやきとり屋」の白井さんとやきとり
 

 東尾久には「はっぴーもーる熊野前」や「尾久銀座」といった賑やかな商店街があり、テレビで取り上げられたこともあります。しかし、東尾久の商店街はそれだけではありません! さあ、尾久本町通りを探険してみましょう。

  尾久本町通りには、尾久橋通りを境にしてふたつの商店街があります。東側が「おぐとぴあ23」(尾久本町通り商店会)、西側が「川の手もとまち商店街」です。まずは満光寺から出発し、「おぐとぴあ23」を探索します。

 この商店街で印象的なのは、古い建物が今も現役で活躍していること。手作りの豆腐屋、惣菜屋など、その古さが何とも言えない良い雰囲気を醸し出しています。御宮師(お宮を造る専門の職人)や、旗を販売しているお店などの珍しい店舗が並ぶ中、突然、目の前に、き、恐竜が! 一際目を引くこのお店は、お好み焼きの「110(いとう)」。外壁一面には所狭しと恐竜の絵が描かれ、更にお店の中には発泡スチロールで作られた恐竜のオブジェと張り子が飾られています。これらは全て、ご主人・伊藤保さんの手作りというから驚き。しかもショータイムには、伊藤さんが操作する張り子のプテラノドンが宙を舞います。必見です。

 尾久橋通りの信号を渡ると、そこは「川の手もとまち商店街」です。早速、商店街入り口のすぐ脇に焼き鳥の屋台を発見。なぜか屋台からは雅な長唄が聞こえてきます。この「小さなやきとり屋」を営む白井英子さんは三味線の師匠であり、岡安流・岡安喜代八さんに師事し、長唄の名取(なとり)を務める人物。焼き鳥を焼きながら、唄の稽古に余念がありません。焼き鳥は1本80円也。

 「小さなやきとり屋」の数軒となりの店先に並んでるのは、な、生首? ここはお化け屋敷か? と思いきや、普通の床屋さんでした。「ヘアーサロンキムラ」のご主人・木村寛さんは、川の手もとまち商店街の理事を務めておられます。外に並んでいる人形の首はパーマ等の練習用の頭で、スタッフや昔からのお得意様が自由にペイントしたものなのだとか。また、ショーウィンドウを飾っているポップな絵画は、木村さんの息子さんがフランスで購入したものです。

 おぐとぴあ23と川の手もとまち商店街がある尾久本町通りは、恐竜がいたり、生首があったり、長唄を唄う焼き鳥屋さんがいたりと、正に「ワンダーストリート」と呼べる道であると言えるでしょう。しかし、地元の人々にとってはこれが普通の風景なのです。地域住民のユニークな個性を表しているのではないでしょうか。
●所在地:荒川区東尾久2〜5丁目
●電話:110(いとう) 03-3810-8790/小さなやきとり屋 03-3895-4790/ヘアーサロンキムラ 03-3800-0465
●都電荒川線東尾久三丁目停留所下車徒歩5〜10分

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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