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7. 都立尾久の原公園 |
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じゃぶ池 |
「都立尾久の原公園」は荒川区唯一の都立公園です。隣の東尾久運動場と、北側には道路を挟んで隅田川・荒川が流れているため、視界を遮るものがあまりなく、都心には珍しく開放感のある空間が広がっています。尾久の原公園には特別な遊具や庭園はほとんどありません。「何もない」それがこの公園の魅力なのです。
東尾久運動場の項でも述べた通り、この一帯は旭電化工業株式会社尾久工場の跡地です。東京都が土地を払い下げした後、その利用方法を巡って紛糾。計画が定まらぬままに数年が経ち、気が付くと、ヨシやヒメガマなどが風にそよぐ湿地・シロツメクサやオオバコが自生する草原の姿がそこにありました。自然保護団体の尽力などにより、野生が回帰した姿をそのまま活かす形で、平成5(1993)年に都立尾久の原公園としてオープンしました。以来、子供から高齢者まで、たくさんの人が訪れる人気のスポットです。
尾久の原公園の名物は、トンボです。都心ではシオカラトンボですらあまり見かけませんが、ここでは何と約30種のトンボが生息しています。あの緑色で美しいギンヤンマもいるのだとか。トンボ以外にも様々な野鳥が飛来しており、池にはザリガニやカエル、アメンボなどがいます。正に都会のオアシス。子供達が夢中になってオタマジャクシなどの捕獲に奮闘している姿は、今も昔も変わりません。
また、広い園内にはジョギングやウォーキングに適している舗装路や、犬の散歩にもうってつけの草原もあります。ただし、犬のフンの始末は必ず飼い主が責任を持って行って下さいね。放し飼いも厳禁です。 |
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●所在地:荒川区東尾久7-1
●電話:03-3819-8838(管理事務所)
●都電荒川線東尾久三丁目又は熊野前停留所下車徒歩14分 |
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問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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