荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川区再発見 都市観光編2「南千住」

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5. 素盞雄神社
外観

あすかのもり 平安時代延暦14(795)年に創建され、区内で最も広い氏子区域を持つ鎮守で、石を神として崇拝する石神信仰に基づく縁起の神社です。地元では「天王様」とも呼ばれ親しまれています。

ずいこうせき 延暦14(795)年、奇岩が微妙な光を放ち、その光のうちに素盞雄命(すさのおのみこと・素盞雄大神)と事代主命(ことしろぬ しのみこと・飛鳥大神)が現れて信託を告げたとの伝説があり、その光る石を祀るために、素盞雄神社が創建されたと言われています。「瑞光(ずいこう)石」と呼ばれるその石は、二神を祭神として現在も境内に祀られています。

 また、松尾芭蕉の「奥の細道」旅立ちの記念碑があることでも有名です。この記念碑は「奥の細道」の千住矢立の初めの一説と芭蕉坐像が刻まれたもので、芭蕉が旅立った元禄2(1689)年からおよそ130年後の芭蕉忌に、俳聖を偲んで千住周辺の文化人たちによって建立されたものです。

 毎年6月には、夏の疫病を振り払う祭りとして、1200年以上も続いている「天王祭」が行われ、多くの露店が並び賑わいを見せます。3年に一度の「本祭」では、氏子区域である南千住三ノ輪地区、三河島地区、町屋地区の人たちに御本社神輿が担ぎ継がれて渡御し、御旅所である町屋の原稲荷に泊まり、翌日再び巡行しつつ素盞雄神社へと戻ります。9月には飛鳥祭も行われます。

天王祭 御輿の担ぎ棒

 この天王祭で飾られる提灯や、普段境内に飾られている提灯も、今回の都市観光編 散策ルートのひとつで御紹介する大嶋屋提灯店謹製です。


●所在地:〒116-0003 東京都荒川区南千住6-60-1
●電話:03-3891-8281 ●FAX  03-3891-0222
●JR・地下鉄日比谷線南千住駅、地下鉄日比谷線三の輪駅より徒歩8分
●素盞雄神社ホームページ URL:http://www.susanoo.or.jp/

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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