介護保険における転入・転出・死亡の手続き

転入・転出・死亡の届け出に伴い、介護保険では次のような手続きが必要になります。
（荒川区内で住所を異動したときは、介護保険での手続きはありません。1週間程度で新しい住所を記載した介護保険被保険者証を郵送します。）

なお、介護保険制度では、住所地の区市町村の被保険者となるのが原則ですが、介護保険施設等の所在地に住所を変更した場合については、例外として、前住所地の区市町村の被保険者となります。これを「住所地特例」といい、施設所在地の区市町村に財政負担が集中するのを防ぐ目的で設けられた制度です。

※注釈　住所地特例の対象施設：特別養護老人ホーム（介護老人福祉施設）、介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設、有料老人ホーム、軽費老人ホーム（ケアハウス）、養護老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅（有料老人ホームに該当するサービス（介護、食事、家事、健康管理）を提供している場合）

荒川区に転入したとき

転入日から14日以内に要介護・要支援認定の申請をすると、転入前に受けていた認定を引き継ぐことができます。介護保険課介護認定係に認定申請をしてください。介護保険被保険者証は、前住所地での認定を確認でき次第、窓口交付または郵送します。

※注釈　上記の転入日とは、届け出をした日ではなく住民票の異動日をいいます。転入日（住民票の異動日）から14日を経過した後に申請した場合は、前住所地での認定内容を引き継ぐことができず、新規申請になりますので、ご注意ください。

前住所地から交付された「受給資格証明書」
（受給資格証明書が交付されていない場合は、マイナンバー（個人番号）を利用した自治体間の情報連携により、要介護・要支援認定を確認しますので、前住所地で認定を受けていたことを窓口でお申し出いただき、前住所地の介護保険被保険者証をお持ちの場合は提示してください。）
申請者の本人確認書類（マイナンバーカード・運転免許証等）
被保険者本人の医療保険被保険者証

転入の届け出から1週間程度で荒川区から介護保険被保険者証を郵送します。

荒川区内の住所地特例施設に住所を変更した場合は、引き続き前住所地の区市町村が保険者です。ご不明な点は、転入前の保険者（区市町村）にお問い合わせください。

荒川区から転出したとき（住所地特例施設への転出を除く。）は、介護保険被保険者証を荒川区介護保険課または各区民事務所に返却してください。

要介護・要支援認定を受けていた方は、「受給資格証明書」を交付しますので介護保険課窓口でお申し出ください。

新住所地の介護保険担当課に、転入日から14日以内に受給資格証明書を持参すると、要介護・要支援認定の継続申請ができます。受給資格証明書が交付されていない場合は、荒川区で要介護・要支援認定を受けていたことを新住所地の介護保険担当課にお伝えください。

※注釈1　上記の転入日とは、届け出をした日ではなく住民票の異動日をいいます。転入日（住民票の異動日）から14日を経過した後に申請した場合は、荒川区での認定内容を引き継ぐことができず、新住所地で新規申請が必要になりますので、ご注意ください。
※注釈2　区民事務所では受給資格証明書の交付はできません。

荒川区外の住所地特例施設に住所を変更した場合は、引き続き荒川区が介護保険の保険者となります。「住所地特例適用・変更・終了届」を転出日から14日以内に介護保険課に提出してください。

新しい住所を記載した介護保険被保険者証は、転出地の確認ができ次第、荒川区から郵送します。

介護保険被保険者証を、介護保険課または各区民事務所に返却してください。

また、必要な手続きを郵送でご案内することがあるため、介護保険関係の通知書等の送付先について変更を希望される場合は、「介護保険関係通知書等転送願」を介護保険課に提出してください。