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原画
常磐線第3三河島ガード下は、明治通りに面しており交通量も多く、以前から落書き等に対する防犯対策の要望がありました。平成25年度、地域の景観向上と防犯対策のため、南千住側の壁面に壁画を制作したことから、平成26年度に引き続き東日暮里側の壁面にも壁画を制作しました。
東日暮里1丁目10番付近
壁画を制作した三河島地区を中心としたエリアは、江戸にごく近いにもかかわらず、古くから鶴の狩場として重要な場所でした。江戸時代の将軍鷹狩りでは、鶴は数々の獲物の中でもっとも上物とされており、当時三河島村の農民は鶴の餌付けを務めとするとともに、御膳所では名物の三河島菜を献上していました。
歌川広重が当時の様子を描いた名所江戸百景「箕輪金杉三河しま」(安政4年、1857年作)をモチーフに、飛来した鶴や鷹狩りに臨む将軍の姿などを描くとともに、三河島菜や荒木田大根についても描いています。
制作者:東京藝術大学卒業生グループ「A+(アプリュス)」
色塗り協力:第三峡田小学校児童、ボランティア
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