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ウィーン市ドナウシュタット区からの派遣高校生の皆さんが曹洞宗の尼僧寺大林院にて日本の伝統文化である茶道を体験しました。
荒川区とウィーン市ドナウシュタット区は、友好都市提携により、平成9年度から相互に高校生を派遣しています。今年度は7月に荒川区から高校生6名の派遣を行い、この度、8月17日から26日まで、ウィーン市ドナウシュタット区からホストファミリーの協力を得て6名の高校生を受け入れています。
この日、荒川区西尾久3丁目にある曹洞宗の尼僧寺大林院で、ウィーン市ドナウシュタット区からの派遣高校生の皆さんは色鮮やかな浴衣を身に纏い、茶道体験しました。
講師には、茶道の「なごみ会」代表の松岡朋子(まつおか・ともこ)氏(国際交流協会協力会員)をお招きましました。
講師から茶道の所作やマナーについて説明受けた後、一人ひとりお茶を点てました。茶筅(ちゃせん)の使い方に戸惑いながらも、講師からのアドバイスを受けながら、お茶を点てることができました。
また、お茶のもてなしについて、「お点前、頂戴いたします」、「大変結構でございます」といった声がけをするなど、礼儀作法についても学びました。
日常とは違う茶室の空間において、和やかな表情を見せながらも、茶道に取り組む派遣生たちの真剣な眼差しがとても印象的でした。
荒川区はオーストリアウィーン市ドナウシュタット区と友好提携を結んでいます。ウィーン市ドナウシュタット区とは、平成4年に相互に開催した児童絵画展以来交流が始まり、平成8年10月21日に友好都市提携の調印を行いました。
平成8年度にドナウシュタット区の高校生を受入れ、翌9年度から荒川区の高校生を派遣して以降、今年度までに荒川区から140名、ドナウシュタット区から176名の高校生が相互派遣されています。相互派遣に際し、ホームステイはお互いの家庭において受け入れ、ファミリー単位での交流を深めています。
お茶を点てる派遣高校生
お茶のもてなしを受ける派遣高校生
茶道を教わる派遣高校生
集合写真
大林院山門にて
お問い合わせ
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〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2524)
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