ウィーン市ドナウシュタット区から派遣高校生とウィーン大学インターンシップ生が区長を表敬訪問されました！

　本日8月19日（月曜）、荒川区の交流都市であるウィーン市ドナウシュタット区から派遣高校生6名とウィーン大学インターンシップ生2名が西川太一郎（にしかわたいいちろう）区長を表敬訪問されました。

　荒川区とウィーン市ドナウシュタット区は、平成8年10月に友好都市提携を締結し、翌9年度以降、高校生を相互に派遣しています。

　また、ウィーン大学東アジア学科日本学のインターンシップを目的とした大学生受け入れは、平成17年度から続いており、これまで41名を受け入れています。

　今年度は、7月に荒川区から6名の高校生の派遣を行い、ウィーン市ドナウシュタット区から6名の高校生のほか、ウィーン大学からインターンシップ生2名を受け入れました。

当日の様子

　表敬訪問は庁議室で行われ、引率者のカリン・モーザーさんから、「荒川区に来れてとても光栄です。日本での滞在をとても楽しみにしています。」と挨拶がありました。

　続いて、西川区長から「荒川区へようこそいらっしゃいました。滞在期間中は、伝統技術の浮世絵の版画制作や日本を代表する茶道や華道の体験などを楽しんでいただき、滞在を充実したものにしてください。」と歓迎の言葉を贈りました。

　また、ウィーン市ドナウシュタット区長から荒川区長宛の親書を託された、ヘリバード・モーザーさんが西川区長に親書を手渡しました。

ドナウシュタット区との交流

　荒川区はオーストリアウィーン市ドナウシュタット区と友好都市提携を結んでいます。同区とは、平成4年に相互に開催した児童絵画展以来交流が始まり、平成8年10月21日に友好都市提携の調印を行いました。交流は今年で28年を迎えます。（ただし、平成23年度の東日本大震災、令和2年～4年度は新型コロナ等の影響で中止していたことから派遣は24回）。

　両区の友好交流は地名にも刻まれています。ドナウシュタット区には、荒川区との友好交流を記念した「Arakawa str.（荒川通り）」と「Ogu gasse（尾久街路）」などの地名があります。また、荒川区内にも南千住駅東側に「ドナウ広場」や「ドナウ通り」などがあり、両区の友好交流はそれぞれの生活の中にも息づいています。

表敬訪問した皆さんと西川区長