更新日:2024年8月7日
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8月7日(水曜)、荒川ふるさと文化館で『夏休み子ども博物館「俳句をつくろう!」』を開催しました。
この教室は、俳句を通じて荒川の歴史や文化に親しんでもらうおうと、小中学生を対象に毎年開催されています。
この日、荒川ふるさと文化館に小学1年生から5年生まで8人が集まりました。
開催にあたり、講師で俳人協会会員の市橋洋子(いちはし・ようこ)先生と武井澄子(たけい・すみこ)先生から、「思ったことを、難しく考えないで素直な気持ちで書きましょう。」と参加した子ども達に俳句作りの秘訣、楽しみ方についてお話がありました。
その後、文政3(1820)年建立の「奥の細道矢立初めの句碑」が今も残されている、隣接する素盞雄神社へ吟行に出発しました。
神社に着くと子ども達は、芭蕉の句碑にご挨拶をし、四季の草花などがある自然豊かな境内を散策しながら、俳句の材料を熱心に探しました。
会場に戻ると、子ども達は神社の境内で見つけた俳句の種を思い返しながら、俳句作りに挑戦し、出来上がった作品の中から3句を選びミニ句会を行いました。
ミニ句会で選句された句は、荒川ふるさと文化館1階のエントランスに展示されます。
第三瑞光小学校4年生の煌大(こうだい・俳号)さんは「去年初めて参加して、楽しかったので今年も参加しました。俳句はいろいろな言葉を五・七・五に組み合わせて考えるのが楽しいです。」と話してくれました。
身近なところに季語を見つけ、渾身の作品が出来上がり、子ども達は満足な様子でした。
縄文時代の勾玉を再現したアクセサリー作りを体験できます。
昔の人が書いた手紙でカードを作ります。
荒川ふるさと文化館 電話03-3807-9234
荒川ふるさと文化館は、郷土の歴史・文化を楽しみながら学びを探求する場として、区に関する考古・歴史・民俗資料を展示公開しています。「夏休み子ども博物館」は、荒川区の歴史や文化を、見て、聞いて、実際の体験を通じて、興味をもってもらおうと毎年開催しています。
俳句作りをはじめ、親子で展示解説を楽しんだり、職人さんに一日だけ弟子入りして伝統工芸の技術を体験したり、「一日学芸員」になって博物館の仕事を体験する「リトル学芸員」等があります。
素盞雄神社で素材探し
芭蕉さんになりきって集合
渾身の一句
ミニ句会の様子
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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