更新日:2024年8月17日
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8月17日(土曜)、都立産業技術高等専門学校荒川キャンパスで、夏休み子ども体験教室「大きな紙ヒコーキを作って飛ばそう!」を開催しました。
この日、会場となった都立産業技術高等専門学校荒川キャンパスには、18人9組の親子が集まりました。
子ども達は同校の小出輝明(こいで・てるあき)教授の指導と学生達のサポートを受けながら、厚紙に印刷された紙ヒコーキのパーツをカッターナイフやハサミを使って丁寧に切り抜いていきました。
次に、紙と透明フィルムを組み合わせて紙ヒコーキの胴体部分を作り、主翼と尾翼を取付けると、主翼50cmほどの大きな紙ヒコーキが完成しました。会場のあちらこちらで「できたー!」等と声が上がり、紙ヒコーキを手に親子で記念写真を撮影する姿も見られました。
体育館に移動すると、いよいよ紙ヒコーキの飛行実験に挑戦です。学生らのアドバイスで、主翼の角度を調整すると、さらに長い時間飛ぶようになりました。滞空時間を競い合う様子も見られました。
その後、紙ヒコーキはなぜ滑空するのか、風洞実験装置を使って、空気の流れをみることでわかりやすく学んだ他、同校が整備などの実習で使用する小型飛行機の翼や胴体の構造やコックピット等を見学しました。子ども達は、初めての体験を通して飛行機の飛ぶ仕組みや構造を知ることができ、満足している様子でした。
第二瑞光小学校4年生の佐藤奏(さとう・かなで)さんは、「飛行機作りはとても楽しかったです。思っていたよりも大きな飛行機が出来上がり、想像以上に飛んだのでとても嬉しかったです。」と、話してくれました。
「親子の皆さんが、興味を持って熱心に紙ヒコーキ作りに参加されて、説明のしがいがありました。」
荒川区教育委員会の主催により、都立産業技術高等専門学校の学生の指導のもと、子ども達が実験等を通して普段学校や家庭では体験できない、モノづくりの楽しさを経験してもらう教室です。「子ども達の体験を身近に活気あるものに」という方針で、平成5年度から「学校連携・地域資源・ものづくりのまちあらかわ」を軸とした講座等を年に2教室実施しています。この度の「大きな紙ヒコーキを作って飛ばそう!」は平成24年度から毎年夏休みに開催しています。
親子で真剣な表情で製作
もうすぐ完成
飛ばすコツを聞く様子
誰のが長く飛ぶかな?
翼まわりの空気の流れの可視化実験
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