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更新日:2024年5月28日

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「国立劇場職員から学ぼう!小学生親子歌舞伎教室」を開催しました

 5月25日(土曜)、サンパール荒川にて、国立劇場・荒川区の連携事業の一環として「小学生親子歌舞伎教室」が開催されました。

 このイベントは、伝統芸能の拠点である国立劇場(千代田区隼町4-1)が建て替えによる閉場のため、例年、国立劇場で開催されている「歌舞伎鑑賞教室」をサンパール荒川で開催するのに合わせて企画されたものです。

当日の様子

 この日は、国立劇場制作部職員の長瀬千宜(ながせ かずのぶ)氏(国立劇場制作部歌舞伎課制作係長)が講師を務め、区内在住・在勤・在学の小学生親子16組が参加しました。

 最初に行われた講義では、三択形式の歌舞伎クイズを交えながら、物語の重要な場面や登場人物の気持ちが盛り上がった時に一旦演技を止めてポーズをとる「見得(みえ)」や、歌舞伎独自の化粧法である「隈取(くまどり)の種類や隈に用いられる色の意味などの説明があり、参加者は歌舞伎の約束事や演目に関する知識を深めました。

 その後、劇場が所有する貝殻や雨団扇(あまうちわ)の道具を使い、蛙の鳴き声や雨の音を表現する歌舞伎の「音」を作る体験や、マジックやクレヨンを使って思い思いの隈取を考案するオリジナル隈取お面の製作体験が行われました。

 歌舞伎の「音」を作る体験では、貝殻表面のギザギザした面をすり合わせながら「グワッグワッ」と蛙が鳴いているような音を出したり、雨団扇を左右に傾けながら振って、「パラパラ」と昔の板屋根や番傘に雨粒が打ち付けられるような音を出して楽しんでいました。

 また、オリジナル隈取お面づくりでは、自由な発想で色とりどりのカラフルな隈取お面を製作し、参加者同士でどのようなテーマで作ったのか紹介しあいながら交流を深めていました。

国立劇場第105回歌舞伎鑑賞教室の開催

 初めての歌舞伎鑑賞にもぴったりです。区民割引クーポンもあります。

・期間 6月1日(土曜)~6月21日(金曜)

 ※ただし、6月7日(金曜)、17日(月曜)は休演

・場所 サンパール荒川 大ホール(荒川区荒川1-1-1)

 詳細は下記URLをご覧ください。

 https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a015/bunkageijutsu/geijutu/kabuki-kansyo2024.html(別ウィンドウで開きます)

1

雨団扇の道具で歌舞伎の音を楽しむ参加者

2

オリジナル隈取お面づくりを楽しむ参加者

3

制作した隈取お面を紹介する参加者

お問い合わせ

地域文化スポーツ部生涯学習課生涯学習センター

〒116-0002荒川区荒川三丁目49番1号

電話番号:03-3802-2332

ファクス:03-3802-3265

地域文化スポーツ部文化交流推進課文化振興係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2521)

ファクス:03-3802-4769

区政広報部広報課報道映像係

〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)

電話番号:03-3802-3111(内線:2135)

ファクス:03-3802-0044

※お問い合わせの内容により、問い合わせ先が異なりますのでご確認をお願いいたします。
小学生親子歌舞伎教室…生涯学習センター(☎03-3802-2332)まで
国立劇場第105回歌舞伎鑑賞教室…文化交流推進課(☎03-3802-3111 内線:2521)まで

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