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荒川区では、昭和57年に「荒川区文化財保護条例」を施行し、文化財の登録・指定を行ってきました。この条例では、地域の身近な文化財を網掛けすることによって文化財の散逸を防ぎ、所有者・保持者・区民とともに守り育てていこうという、文化財の保護を第一の目的としています。
区内の有形・無形の文化財のうち、保存の必要性があると認めたものを文化財保護審議会に諮問し、部会調査を経て答申を受け、区教育委員会で可決されたのち荒川区登録文化財台帳に登録しています。また、登録文化財の中から、特に荒川区にとって重要と思われるものを上記と同様の手続きを経て荒川区指定文化財としています。
登録と指定の間には、どちらがより優れている、という優劣があるわけではありません。荒川区の歴史・文化を語る上でより重要である、希少価値がある、などの場合に、登録文化財から指定文化財へとしています。ですから時には、荒川区にとっては重要でも、ほかの場所では意味をなさないものもあります。
地域にあってこそ、その文化財も生きてくるのです。
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地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
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