職員による飾り付けで都電が一足早く“桜満開”！～「都電さくら号」、明日運行開始～

　明日3月18日（土曜）から4月16日（日曜）まで「都電さくら号」が運行します。

　都電沿線には桜の名所が多くあり、毎年春には、各所で桜にまつわるイベントが開催されています。都電荒川線沿線4区地域活性化協議会（荒川区・北区・豊島区・新宿区・東京都交通局）では、都電沿線でのイベント開催時期に合わせ、都電を桜の花で彩ることでお花見気分を楽しんでもらおうと、都電の車内に桜をモチーフとした飾り付けを行っています。

　これまでにも荒川区では、東京都交通局との協力により、都電沿線に咲き誇るバラでいっぱいにした「都電バラ号」（5月運行）や乗って楽しい「都電ハロウィン号」（10月運行）など、利用者の方を楽しませる都電を運行しています。

飾り付けの様子

　本日3月17日（金曜）、東京都交通局荒川電車営業所では、荒川区・北区・豊島区・新宿区・都交通局の職員が桜の花びらを模したシールなどの飾りを持ち込み、早速飾り付けが始まりました。

　車窓には桜がプリントされたシートや、都電荒川線のマスコットキャラクター「とあらん」や荒川区・北区・豊島区・新宿区のシンボルキャラクターなどのシートが貼られ、乗車するとまるでキャラクターと一緒に満開の桜をお花見しているような、楽しい車内を演出しています。

　また、車内液晶モニター(TODENチャンネル)や広告スペースには、沿線のお花見スポット等が最寄りの停留場と合わせて掲示され、都電を降りてお花見を楽しめるような工夫もしています。

　最後に、荒川区職員がデザインしたヘッドマークを車両の前後に取り付け、飾り付けは終了しました。

　荒川区観光振興課の担当者は「都電さくら号に乗車した際には、春爛漫の雰囲気を楽しんでください。また、4月1日（土曜）に『尾久の原公園シダレザクラ祭り』が開催されますので、ぜひご来場ください。」と述べました。

都電さくら号について

　東京都交通局が運営する「都電運行情報サービス」ホームページから車両検索をクリックし、車号「9001」を選択して検索すると、都電さくら号（赤いレトロ車両）の行先や現在位置がリアルタイムでチェックできます。詳しくは、都電運行情報サービス（外部サイトへリンク）をご確認ください。