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近年の選挙において、若年層の投票率は低い水準にとどまっており、荒川区では若年層への選挙啓発や主権者教育に取り組み、投票率の向上に努めているところです。
この度、荒川区選挙管理委員会では、数年後に18歳を迎え選挙権を得る中学生に選挙啓発の一環として、区立原中学校で行われた生徒会本部役員選挙の応援事業を実施しました。
生徒会本部役員選挙では、荒川区選挙管理委員会が貸し出した実際の投票箱や記載台を使いました。本物の荒川区選挙管理委員、明るい選挙推進委委員、荒川区選挙管理委員会事務局職員も立ち合い、本番さながらの投票所に近い雰囲気で投票することで、生徒に選挙をより身近に感じてもらうことができました。
また、生徒会本部役員選挙に先立ち、生徒たちに選挙について理解を深めてもらおうと、選挙管理委員会事務局職員による講座を実施し、立候補者、応援演説者、生徒会本部選挙管理委員に、選挙の仕組み、選挙管理委員会の仕事について学んでもらいました。
選挙管理委員、明るい選挙推進委員、選挙管理委員会事務局職員が立ち会う中、体育館で約270人の生徒を前に、生徒会長、生徒副会長(2名)、役員(4名)の各立候補者の演説会が開かれました。7人の立候補者とその応援演説者が1時間近くにわったって演説。
熱のこもった演説会が終わると、投票が始まりました。実際の国政選挙、地方選挙が行われる多目的室を使い、本物の投票箱や、候補者氏名等を記入する記載台も使い投票しました。
今回の選挙は7人の枠に立候補者は7人だったので、信任投票となり、あらかじめ投票用紙に印刷された候補者名の上に〇の印を記入する方式で行われました。
投票が終わり開票が行われました。結果は候補者全員の信任でした。
3年生の生徒は「本物の選挙管理委員がいるのにビックリしました。」「将来の初めての選挙の気分が味わえたのがよかった。」「投票所の本物の雰囲気が半端じゃなかったです。」「3年後に選挙権を得るので、今回の選挙でも緊張しました。」1年生の生徒は「まだ先の事と思っていましたが、少し真剣に考えるようになりました。」と語っていました。
生徒会選挙運動に臨む生徒たちの真摯でひたむきな姿勢は、公職選挙の本番さながらでした。学校、地域、行政の三者で生徒会選挙を手伝い、盛り立てていくことが、区内全域に『自分たちのことは自分たちで決めていく』という気運の醸成となり、投票率の向上につながるものとの考えています。今後もこうした取組を推進してまいります。
演説会
選挙管理委員が立ち会う中での投票
投票の様子
開票風景
お問い合わせ
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