更新日:2022年9月2日
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本日9月2日(金曜)、荒川たんぽぽセンターにて、リハビリ講習会「折り紙でパッチワーク」が開催されました。この講習会は、障がいのある方が、楽しみながらリハビリを行うことで、個人の身体の機能向上や回復を図り、生活の質を高めることを目的としています。
紙のパッチワーク作家 堀込 好子氏
「慌てずに自分のペースで進めていきましょう」と講師からの挨拶から始まった本日の講習会。参加者の障害の種類や程度、性別に関係なく、楽しめる内容となっており、視覚に障がいがある方やガイドヘルパーら、計11名が参加し、誰もが幼いころから親しんできた折り紙を使った、お花のリースのパッチワークを制作しました。まず、花びらをイメージした折り紙の色を2種類計16枚選定します。花びらを構成する折り紙にも、いろいろな色があり、障がいのある方に対して、ガイドヘルパーらが色の種類や2種類の色の組み合わせの印象などを的確に伝える姿が見られました。また、見本を参考に、各々が丁寧に各パーツの作成や貼り付け作業を行いました。ピンクや黄色、色の濃淡など花の配色にこだわっている方もおり、自分だけのオリジナルの作品を制作していました。
また、休み時間もコツコツ作業をしている参加者もおり、それぞれのペースで楽しく制作している様子が見られました。
今回、ガイドヘルパーと一緒に参加した、荒川区東尾久在住の渡辺暁子(わたなべ・あきこ)さん89歳は、「自分のオリジナルのリースが完成してとても嬉しく思います。ねじって台紙に貼る花びらの作業にとても苦戦しました。不格好ではありますが、自分の味が十分に出せてよかったです。家に帰ったら飾れる場所を探したいと思います。」と笑顔で話してくれました。
今回制作した作品は、参加者が各々自宅に持ち帰って自分のお気に入りの場所に飾られる予定です。
新型コロナウイルス感染拡大の中、外出機会が制限されており、参加者の中には、家にいて鬱々としていたり、何かにチャレンジして達成感が得られる機会が減っているという声も聴かれます。
今回の講習会を通して、「折り紙パッチワーク」に関心を持ってもらい、楽しみながら手指のリハビリを行い、身体の機能向上や回復を図るほか、大きな作品作りにチャレンジすることで、参加者の皆さんが達成感を得られる機会となれば幸いです。
制作中の様子
講師から直接教えてもらう様子
リース完成までもう少し
オリジナルリースの完成です!
お花のリース
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