更新日:2024年4月11日

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睡眠と健康

  • 睡眠は、健康増進・維持に不可欠な休養活動です。良い睡眠は、脳・心血管、代謝、内分泌、免疫、認知機能、精神的な健康の増進・維持に重要です。
  • 労働災害や自動車事故など眠気や疲労が原因の事故や怪我のリスク低減にも役立ちます。
  • 睡眠は日中の活動で生じた心身の疲労を回復する機能があります。

よい眠り

睡眠の質の低下による健康リスク

  • 睡眠が悪化すると、様々な疾患の発症リスクが増加し、寿命短縮リスクが高まることが報告されています。
  • 睡眠は、成長や記憶(学習)の定着・強化など環境への適応能力を向上させる機能を備えているため、睡眠の悪化は、成長や適応能力の向上を損なうことにつながります。

睡眠をはかる2つの物差し

  • 睡眠の物差しには、量である「睡眠時間」と、質である「睡眠休養感」の2つがあります。
  • 睡眠休養感とは、聞きなれない言葉ですが、睡眠で休養がとれている感覚のことで、具体的には、睡眠によって朝起きた時にどれだけ体が休まったと感じたかを評価したものです。
  • 睡眠休養感は、睡眠時間の不足だけでなく、睡眠環境、生活習慣、日常的に摂取する嗜好品、睡眠障害の有無などのさまざまな要因により影響を受けます。
  • 注意が必要なのは、睡眠休養感があれば、睡眠時間がいくら短くてもよいわけではないことです。

運動、食事等の生活習慣と睡眠の関係について

  • 適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役⽴ちます。ウオーキングなどの有酸素運動は、寝つきを良くするのでお勧めです。
  • しっかり朝食を摂り、就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され睡眠・覚醒リズムが整います。
  • 就寝前にリラックスし、無理に寝ようとするのを避け、眠気が訪れてから寝床に入ると入眠しやすくなります。
  • 規則正しい生活習慣により、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつけることで睡眠の質が高まります。

運動をしている人  

 

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お問い合わせ

健康部健康推進課保健相談担当

〒116-8507荒川区荒川二丁目11番1号

電話番号:03-3802-3111(内線:432、434)

ファクス:03-3806-0364

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