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睡眠には、心身の休養と、脳と身体を成長させる役割があるので、成長期である高校生までは成人よりも長い睡眠時間が必要です。
睡眠時間が不足することによって肥満のリスクが高くなること、抑うつ傾向が強くなること、学業成績が低下すること、幸福感や生活の質(QOL)が低下することなどが報告されています。
毎日十分な睡眠時間を確保するためには、規則正しい生活習慣を身につけ、保つようにしましょう。
目安は、小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間です。
※注釈 「夜更かし・朝寝坊を防止」のポイントは、子どもを含む全世代に共通するものです。
人間の体内時計(概日リズム)は、自然光、特に太陽光によって調節されています。朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、一日のリズムが整い夜になると自然と眠気が訪れるようになります。
乳幼児期は朝起きる時間を決め、カーテンを開けて部屋を明るくし、小学生以降は登校時や学校などの屋外で、日光を十分に浴びるようにしましょう。
朝食を食べない生活習慣は、夜更かしや朝寝坊を助長する原因となります。朝食はしっかり摂るようにしましょう。
適度に運動し、座りっぱなしの時間をできるだけ短くしましょう。
スマートフォンなどのデジタル機器からは、体内時計への影響が強いブルーライトがでています。寝そべりながら使うと、ディスプレイの視聴距離が近くなりブルーライトを浴びやすくなるため、寝つきや睡眠の質の悪化につながります。
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