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更新日:2023年11月25日

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一人ひとりが尊重される地域社会を目指して

荒川区長

西川 太一郎

 人は皆、生まれながらにして自由であり、一人ひとりがかけがえのない存在として分け隔てなく取り扱われるべきである、との願いが込められた「世界人権宣言」が国連で採択されてから、今年で75周年を迎えます。
 このような社会の実現に向けて、国内外で多くの努力が重ねられてきましたが、現実には、今なお、世界各地で紛争や迫害により多くの人命が失われる人権侵害が発生しています。国内においても、子どもや高齢者、障がい者等、社会的に弱い立場の方々に対する虐待や人権侵害、インターネットを悪用した誹謗中傷等、さまざまな課題があります。
 人権は、誰もが生まれながらにして持っている幸せに生きるための権利であり、他人にそれを脅かす権利はありません。この何にも代えがたい権利を守るためには、一人ひとりがお互いの違いや多様性を認め合い、相手のことを自分のことと同じように考え、大切にすることが何よりも重要です。
 それはまた、この荒川の街に受け継がれてきた、他人を思いやる温かな心と重なるものでもあります。区では、これからも、区民の皆様とともに、人権が尊重され、誰もが幸せに暮らすことのできる地域社会の実現に向け、全力で取り組んで参りますので、一層のご理解とご協力をお願いいたします。

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