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荒川区長
西川 太一郎
警視庁の発表では、自転車乗車中の交通事故で亡くなられた方の約7割は、頭部に致命傷を負っており、また、ヘルメット非着用時は、着用時に比べ致死率が約2.3倍高くなるとされています。
先日、自転車用ヘルメットをかぶっていたことにより命が助かったという高校生のニュースがありました。かぶっていたヘルメットは事故の衝撃で割れてしまい、医師からは、「ヘルメットをしていなかったら助からなかっただろう。」と言われたとのことでした。このことからも、頭部を守ることの重要度をうかがい知ることができます。
このような状況の中、令和5年4月1日から、すべての自転車利用者に対し、ヘルメットの着用が努力義務化されました。
区では、区内対象店で区民の方がヘルメットを割引価格で購入いただける制度を、5月から開始しています。かけがえのない命を守るため、「もしあのときヘルメットをかぶってさえいれば」ということにならないよう、自転車に乗る際には、ぜひともヘルメットの着用を習慣づけていただきたいと思います。
交通事故はいつ誰の周りで起こるかわかりません。今後も、区民の皆様、警察署とともに、安全な街づくりに取り組んで参ります。
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