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荒川区再発見 都市観光編4「町屋」

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6. 稲荷神社(原稲荷)

外観

鳥居
 「原稲荷」という通称で親しまれている「稲荷神社」の創建年代は不詳。江戸時代は町屋村の鎮守としての役割を果たしていたそうです。天正18(1590)年に、徳川家康の江戸入部に伴って三河国(愛知県)の農民が町屋に移住し、この神社を建立したとも言われています。  現在は、毎年6月に行われる素盞雄(すさのお)神社の天王祭で、神輿がお泊まりになる「御旅所(おたびしょ)」として知られています。町屋地域の氏神様として親しまれ、境内は町会・高齢者団体・青少年団体などの活動場所や集合場所としても利用されています。

庚申塔
庚申塔
 
 ご祭神は、「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」です。素盞雄神社の素盞雄尊(すさのおのみこと)の息子で、日本全国にある稲荷神社で祀られています。今では商工業にご利益のある神様として信仰を集めていますが、本来は五穀豊穣の神とされていました。このことから、三河国から来た農民たちが原稲荷を建立した、という説が信憑性を帯びてきます。また、一般的に「お稲荷さん」と言うと狐の神様を連想しますが、実は、狐は倉稲魂命の使いなのです。

 社殿右脇には、「町屋の一本松跡」と同様に庚申塔があります。この塔は正保4(1647)年二月吉日銘で、4組の夫婦によって建てられたことがわかっています。また、庚申塔としては珍しい「阿弥陀三尊」の像が刻まれています。一本松の庚申塔と見比べてみて下さいね。
●所在地:荒川区町屋2-8
●東京メトロ千代田線・京成線町屋駅及び都電荒川線町屋駅前停留所下車徒歩3分

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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