荒川ゆうネットアーカイブは
荒川区の地域ポータルサイト「荒川ゆうネット」の
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荒川区再発見 都市観光編4「町屋」
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荒川ゆうネットは、平成16年から22年までに開設されていたサイトです。
内容は、掲載当時のものとなります。
3. 信八屋
昔の信八屋
荒川区は、知る人ぞ知る「もんじゃ焼き」の真の元祖です。中でも、町屋には多くのもんじゃ屋があります。そのひとつ、「信八屋」は昭和38年創業。現在は安房信子さんがおひとりで切り盛りされています。店名は、ご主人の名前「平八郎」と安房さんの「信子」から1字ずつとってつけました。
山形出身の安房さんは、もんじゃを知りませんでした。銭湯の帰り道、かき氷を食べによく立ち寄った駄菓子屋でもんじゃ焼きに群がる子供たちを見た安房さんは、子供好きだし、これなら自分にもできるかもという簡単な気持ちでお店を始めました。故あって当初のお得意様は近所の子供たちでした。もんじゃの味は安房さんのオリジナルで、レシピは企業秘密。当時よく来ていた子供たちが、大人になって子供や孫を連れて来店することもあるそうで、「おばちゃんも味も、昔と変わらないね」と言ってくれるのが何よりも嬉しいのだそうです。
最近はテレビ番組で取り上げられることも多く、お店には氷川きよしさんをはじめ、芸能人のサインが並んでいます。そのおかげで、荒川区外からのお客様も増えてきたそうです。わざわざ仙台や京都から来て下さった方もいたそうです。
ズラリと並ぶ
有名人のサインと
写真
驚きのメニューは、100円もんじゃ。「そばもんじゃ」「カレーもんじゃ」(各100円)など5種類あります。子供たちがお小遣いで遊びに来れるようにと、採算を無視して続けています。この値段を守るために安房さんは最近までパートに通っていたそうです。また、安房さんお薦めの「五目もんじゃ」(350円)は絶品。他にも「明太もんじゃ」(250円)や「キムチもんじゃ」(250円)など、14種類のもんじゃがあります。また、お好み焼きは「五目天」(350円)をはじめ6種類、「たこ焼き」(10個250円)はスタンダードなものから「海老チーズ」(5個200円)といった変り種まで、いろいろな味が楽しめます。メニューの中には子供たちが自ら考えて、ポスターまで描いてくれるものもあります。他の街では見られない、世代を超えた交流が信八屋を支えているのかもしれませんね。
●所在地:〒116-0001 荒川区町屋4-21-16
●電話:03-3895-7713
●不定休
●東京メトロ千代田線・京成線町屋駅及び都電荒川線町屋駅前停留所下車徒歩15分、都電荒川線東尾久3丁目または町屋2丁目停留所下車徒歩10分
問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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