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浅草、上野公園といった賑わう人気スポットの北に位置する荒川区は、人混みを避けてカルチャー体験ができる落ち着いた場所です。この癒しのモデルコースでは、地元の公園散策や伝統的な提灯作り体験、東京発祥のおいしい料理を堪能します。最後は銭湯に浸かり、リフレッシュして1日を締めくくります。
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泪橋大嶋屋で提灯作りをする前に、店の壁一面に飾られた伝統的で美しい江戸提灯をぜひご覧ください。4代目主人である村田さんのサポートのもと、1912年にさかのぼる由緒ある店の歴史や、皆に親しまれている江戸提灯が地域社会や行事をいかに支えてきたかを学びながら、お持ち帰りできる自分だけのオリジナルデザインの提灯を作りましょう。
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荒川自然公園は、白鳥が泳ぐ池や、季節の花が点在する美しい景色を楽しめる遊歩道などがある、約61,000平方メートルの緑豊かなスポットです。公園を取り囲む都会の景観に鮮やかなコントラストを生み出しています。また、公園の南側には旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場があり、この公園が三河島水再生センター(下水処理施設)の上に人工地盤を造って整備された歴史を感じることができます。
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荒川区に数あるもんじゃの名店の1つ、ヒンナで、もんじゃ焼きをいただきましょう。みんなでシェアする食事スタイルは、昔ながらの東京のソウルフードの醍醐味です。ヒンナの気さくなスタッフに、側で教えてもらいながら自分で焼くこともできます。一口食べる度に、こだわりの焼き加減と口に広がる旨みを感じてください。
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1951年に開業、2016年に改修した梅の湯は、伝統と現代のユニークなバランスが魅力です。この銭湯は地域でよく知られた場所であり、地元の人たちが足繫く通っています。梅の湯はタトゥーのある人も入ることができ、重要なエリアには英語の説明もあるため、日本の銭湯文化が初めての人におすすめです。
更新日:2025年10月15日