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梅雨が明け、急激に猛烈な暑さが連日続き、熱中症を発症するリスクが高まっています。
屋外・屋内いずれでも起こるため、熱中症の予防・対処法を知っておくことが大切です。
日頃から、涼しい時間帯に、できる限りこまめに水分を補給しながら、ウオーキングなどで汗をかく機会を増やすことで、急な体温上昇にも対応できる体づくりができます。
熱中症は、高温多湿な環境で、体温の調整機能が働かず、体に熱がたまってしまうことで起こります。
めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、頭痛、吐き気、だるさなどの症状が現れ、重症になると意識がもうろうとします。
熱中症は、気温などの環境条件だけでなく、人間の体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。
気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時などは特に注意が必要です。
気温が高い・湿度が高い・日差しが強いときはもちろん、急に暑くなる時期も暑さに身体が慣れていないため、危険です。
梅雨明けの時期に熱中症を起こす人が急激に多くなる傾向にあります。(下のグラフ参照)
令和3年の熱中症による救急搬送人員と気温の状況 (東京都消防庁サイトより)
一般的に、1日の飲水量の目安は大人の場合1.2リットルです。
ただ、一度にたくさん水を飲んでも排泄されてしまいます。
例えば、朝起きた時や寝る前、入浴の前後など、生活の節目に飲むことを習慣づけると、続けやすいです。
注意1 スポーツドリンク等による「糖分」の摂りすぎに注意しましょう。
注意2 家の中で普通に生活している場合にかく汗は、それほど塩分が濃くないので、塩分を積極的にとる必要はありません。
高齢者は、体温調節機能が低下しているので、室内でも熱中症になることがあり、注意が必要です。
のどの渇きを感じにくくなっているので、こまめに水分補給をしましょう。
※注釈 令和3年に全国で熱中症のために救急搬送された方の約半数が65歳以上でした。
※注釈 総務省の報道資料(令和3年10月29日)より抜粋
子どもは体温調節機能がまだ十分に発達していません。
気温によって洋服を調節しましょう。
晴れた日は、地面に近いほど気温が高くなるため、身長の低い子どもや、ベビーカーに乗っている乳児に対して特に注意が必要です。
車内への置き去りは、短時間でも危険です。
次の順序で対応しましょう。
※注釈1 意識がない、反応がおかしい時は救急車を呼びましょう。
※注釈2 携帯電話やスマートフォンからかける時は、現在地を伝えるようにします。
熱中症の怖さを知ろう!予防と対策のポイント(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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熱中症予防のために(熱中症の症状、予防法、対処法等について、わかりやすくまとめた厚生労働省がまとめたリーフレット)(PDF:245KB)(別ウィンドウで開きます)
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