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令和4年中の都内のオレオレ詐欺等の特殊詐欺認知件数は3,218件で前年と比べ-101件でした。被害額は、約67億7,800万円で前年と比べ+約1億5,700万円となっており、認知件数は減少しているものの、被害金額ともに増加しております。
また手口では、オレオレ詐欺が883件(27.4%)で最多、次いで還付金詐欺が844件(26.2%)、キャッシュカード詐欺盗730件(22.7%)、預貯金詐欺618件(19.2%)となっております。
令和5年9月11日(月曜)から9月17日(日曜)まで、荒川区ケーブルテレビ「こんにちは荒川区」にて、特殊詐欺についての番組が放送されました。
YouTubeの荒川区公式チャンネルで公開していますので、ぜひご覧ください。
令和4年中の区内の特殊詐欺認知件数は49件、被害額は、約7,750万円でした。
平成30年から令和4年までの推移(表1)をみてみると、令和元年には、認知件数、被害額ともに増加、令和2年には、いずれも減少しましたが、令和3年、令和4年は認知件数が増加となっています。
区では特殊詐欺撲滅のため様々な対策(表2)を行い、区民の皆様への周知啓発を行っております。
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 | 令和3年 |
令和4年 |
|
---|---|---|---|---|---|
件数(全体) | 38件 | 58件 | 26件 | 37件 |
49件 |
被害額(全体) | 5,794万円 | 7,157万円 | 5,770万円 | 8,840万円 | 7,750万円 |
※令和元年度以降から、新たに特殊詐欺の手口として追加された「キャッシュカード詐欺盗」「預貯金詐欺」の件数を含んでおり、キャッシュカードをだまし取られた後に払い出された金額も被害額として計上されています。
項目 | 内容 |
---|---|
防災行政無線を活用した注意喚起 |
不審電話の情報が入ったらすぐにその地域に防災行政無線を放送 |
電話自動通話録音機の無償設置 |
「この電話は、振り込め詐欺などの犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます。」とのメッセージが流れ、通話を自動で録音する装置を65歳以上の高齢者が居住する世帯へ無償で設置 |
安全安心パトロールカー(青パト)による注意喚起 |
注意を促す放送を行いながら運行するとともに、隊員による声掛けを実施 |
ラッピングバスの運行 |
区内を走るコミュニティバス3台のボディに、オレオレ詐欺被害防止標語コンクールの受賞作品のラッピングを施し運行 |
オレオレ詐欺被害防止サポーター(オレサポ)ステッカーの配布 | 講話を受講した方に配布し、玄関等に貼ってもらい、意識の高揚を図る |
啓発指導員による講話 |
高齢者が集う場所に出向き講話を実施 |
郵便物による注意喚起 | 区から発送する手紙への注意喚起文の印刷(同封) |
庁有車へのボディパネル貼付 | 96台の庁有車の車体に注意を呼びかけるパネルを貼付して運行 |
電話機貼付型ポップの配布 | ほとんどの犯行が電話により接触してくることから、電話に取り付けるタイプのポップを配布 |
都電停留場への横断幕設置 | 交通局の協力により、都電荒川線の区内各停留場にオレオレ詐欺への注意を呼びかける横断幕を設置 |
区役所庁舎・警察署への懸垂幕設置 | 庁舎及び区内三警察署にオレオレ詐欺への注意を呼びかける懸垂幕を設置 |
振り込め詐欺事例集の配布 | 振り込め詐欺の手口と対策をマンガで分かりやすく説明するリーフレットを作成し配布 |
回覧板、掲示板による注意の呼びかけ |
月に1度、区内の全町会の協力により、オレオレ詐欺に対する注意を喚起する内容の文書を回覧・掲示 |
三警察署との定期的な会議 | 区内三警察署の生活安全担当部署と意見交換を実施し、対応策を検討 |
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お問い合わせ
区民生活部生活安全課生活安全係
〒116-0002荒川区荒川二丁目25番3号荒川区役所分庁舎2階
電話番号:03-3802-3111(内線:494)
ファクス:03-3891-8892
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