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7月20日(土曜)、ゆいの森あらかわにおいて、子ども達に想像力を働かせ創作する面白さを知ってもらおうと、東京藝術大学卒業生を中心とした芸術文化団体「A+(アプリュス)」による子どものアートワークショップ「紙コップタワーをつくろう」が開催されました。
この日、会場に2歳から4歳までの未就学児とその保護者14組が集まると、講師でA+(アプリュス)代表の柳原絵夢さんから、参加者に向けて「今日は紙コップをたくさん持って来ました。お家の食器棚に入らないくらいあります。紙コップでどうするのかな?お茶を飲むのではなくて、今日は皆で高いタワーやお城を作りましょう」と、本日のワークショップの流れ等について説明がありました。
まず初めに紙コップとクレヨンが配られ、子ども達はお気に入りのキャラクターやお花などのイラストを紙コップに描きこみました。
続いて、子ども達は保護者が見守る中、そろりそろりと紙コップを積み上げて、小さなピラミッドを作り始めました。慣れてくると、自分の背丈ほどに積み上げたり、紙コップを長く並べたりと様々な形が造られました。
途中、高く積み上がった紙コップの塔がガラガラと崩れ落ちると、泣きそうになりながらも、再度チャレンジする様子が其処此処で見られました。
ひとりひとりが各々の紙コップタワーを作っていましたが、講師のアドバイスにより、周りにいる子ども達と力を合わせて大きなタワーにチャレンジしていきました。すると、各所で大きなタワーや塀のような造形物が現れました。
最後にイラストを描いた紙コップをタワーの頂上に置き、紙コップタワーが完成すると、会場の照明を落とし、LEDライトを入れて光を灯しました。白い紙コップタワーが光と影の演出により幻想的な景色に変わると、子ども達や見守っていた保護者たちから「わー」「きれい」等と歓声が上がりました。達成感と感動で、子ども達の満足そうな笑顔が印象的でした。
東京藝術大学卒業生を中心とした、若手作家による非営利目的の一般社団法人。芸術の創造活動を行うとともに、芸術を通した地域住民との交流を図るため、展覧会やワークショップを開催している。
平成20年に、当該団体が旧荒川リサイクルセンターに開設したスタジオは、東京藝術大学との連携により荒川区が支援し、最初に開設したスタジオであったことから、現在も荒川区と連携し、区内の子どもを対象としたワークショップを定期的に行うなど、教育活動と文化振興活動を行っている。
スグルさんとメイさんのお母さんは、「紙コップがタワーやお城になることが新鮮でした。子ども達は初めのうちは慣れない様子でしたが、最後は集中して積み上げていたので、親として嬉しい驚きでした。」と、感想を話してくれました。
紙コップを積み上げる様子1
紙コップを積み上げる様子2
紙コップを積み上げる様子3
イラストを描く様子
ライトが灯る様子
お問い合わせ
地域文化スポーツ部文化交流推進課文化振興係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎3階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2521)
ファクス:03-3802-4769
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
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