「バリアフリー図書展示～すべての人に読書の楽しみを～」を開催しています

　ゆいの森あらかわでは、10月20日（金曜）から、すべての人が読書を楽しめるよう、障がい等により読書が困難な方に向けたバリアフリー図書の展示会を開催しています。

　本展では、普段あまり目にすることがないバリアフリー図書を実際に手に取って見てもらうことで、図書館における障がい者向けサービスの認知と利用の向上、障がいについて理解を深めてもらうことを目的としています。

日時

令和5年10月20日（金曜）～11月15日（水曜）

会場

ゆいの森あらかわ　1階エントランスエリア（荒川区荒川2-50-1）

主な展示内容

大活字本

目の見えにくい方にも読みやすいように、大きな文字で書かれています。

点字図書

点字に翻訳（点訳）された本です。

布の絵本・さわる絵本

布、革、毛糸などを用いて作られた絵本で、触って絵の形が分かるようになっています。ボタンや、ひもを通すなど、楽しみながら読むことができます。

LLブック

やさしい言葉で分かりやすく書かれています。文章だけではなく写真、イラスト、ピクトグラム等を用い、分かりやすく工夫されています。

音声DAISY（デイジー）、マルチメディアDAISY（協力：伊藤忠記念財団）

音声DAISYは、図書や雑誌の内容を録音して音声にしたものです。マルチメディアDAISYは、音声とともに文字や画像が表示されます。

このほか、障がいについて理解を深める本を展示しています。

担当者より

本展の開催に併せて、子どもたちに、障がいのある方でも読書を楽しめるよう工夫された図書資料があることや障がいについて理解を深めてもらうため、会期終了後、展示資料の中から図書専門員が選んだ図書資料を荒川区内の区立小・中学校に配付する予定です。

展示会場の様子1

展示会場の様子2

来館者の様子

点字図書を触る様子