更新日:2023年7月7日
ここから本文です。
本日7月7日(金曜)、荒川総合スポーツセンターで「第42回あらかわの伝統技術展」がスタートしました。
本展は、江戸時代から受け継がれた伝統工芸技術の手作りの素晴らしさを広く紹介することを目的に、昭和56年3月に初めて開催され、今回で42回目を迎えます。
区内在住の伝統工芸技術保持者を中心に、荒川マイスターなど多くの職人が一堂に会し、伝統工芸技術とものづくりの素晴らしさを紹介します。作品の展示・実演・販売のほか、伝統工芸技術の体験コーナー、荒川マイスター等の紹介や荒川区の産業・観光・交流都市の紹介など、見どころ満載のイベントとなっています。
なお、「第42回あらかわの伝統技術展」は9日(日曜)まで開催されます。
午前8時50分、開会式が執り行われ、「第42回あらかわの伝統技術展」がスタートしました。
荒川区伝統工芸技術保存会会長で、勘亭流文字・寄席文字・江戸文字の伝統工芸職人の中村泰士(なかむら やすひと)会長が、「コロナ禍を経て、区内小学生が丸5年ぶりに見学に来場するなど、みなさんにご尽力いただいたおかげで、無事本格的に開催できることを嬉しく思います。」と挨拶しました。
今回、区内外の約60人の職人が、それぞれのブースでその卓越した技術を披露し、作品の展示や実演を行いました。
初日の今日は、区立小学校18校の児童が見学に訪れ、それぞれ興味のあるブースに向かい、真剣な眼差しで職人の実演を見たり、質問をしたり、タブレットPCを手に、職人の巧みな技や作品を撮ったりしながら、伝統技術について学んでいる様子でした。
職人の卓越した技を間近で見学した小学生たちは、「細かい模様がきれい」「初めてこんな近くで職人さんの技を見た」と話してくれました。
荒川区の伝統工芸職人が講師となり、実際に伝統工芸品の制作を体験できるコーナーが設けられます。
会場内を回りながら、学芸員が職人の技術や工芸品等の解説をします。
荒川区で伝統工芸技術の継承を目指し、「荒川の匠育成事業」(区内の伝統工芸技術の職人さんの下で見習い・弟子入りする方に、研修手当てや家賃補助、また伝統工芸技術保持者への指導料や材料費の補助等を行う制度)を活用して職人の元に弟子入りをしている若手職人の作品を展示します。
伝統工芸技術の記録映像を上映し、鍛金・福士豊二氏が伝統の技等を解説します。
伝統工芸品と一緒に“映え写真”が撮影できるスポットを設置します。
会場入口で配布するアンケートに回答すると、伝統工芸品等が当たる福引きに参加できます。なお、福引きはおひとり様1回までです。
優れた技能・技術を持つ荒川マイスター等の紹介、区内の観光パンフレットを配布、交流都市の紹介等を行います。
会場全景
小学生が職人の技を見学する様子(提灯文字)
小学生が職人の技を見学する様子(三味線)
小学生が職人の技を見学する様子(土湯こけし)
小学生が職人の技を見学する様子(貴金属加工芸)
お問い合わせ
地域文化スポーツ部生涯学習課荒川ふるさと文化館
〒116-0003荒川区南千住六丁目63番1号
電話番号:03-3807-9234
ファクス:03-3803-7744
区政広報部広報課報道映像係
〒116-8501荒川区荒川二丁目2番3号(本庁舎4階)
電話番号:03-3802-3111(内線:2135)
ファクス:03-3802-0044
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください