荒川区からウィーンへ6名の高校生を派遣～ウィーン市ドナウシュタット区派遣高校生出発式が行われました～

 本日7月27日（木曜）、荒川区の交流都市であるウィーン市ドナウシュタット区への派遣高校生出発式が行われました。

 荒川区とウィーン市ドナウシュタット区は、平成8年10月に友好都市提携を締結し、翌9年度以降、高校生を相互に派遣しており、今年度、新型コロナの影響で中止となっていた相互派遣を4年ぶりに再開しました。

派遣日程

• 荒川区からの派遣　7月28日（金曜）～8月8日（火曜）の12日間
• ドナウシュタット区からの派遣受入　8月19日（土曜）～28日（月曜）の10日間

派遣人数

6名（荒川区、ドナウシュタット区とも）

派遣実績

• 荒川区　134名
• ドナウシュタット区　170名

※今年度を含む

当日の様子

 出発式は区長応接室で行われ、はじめに、派遣生から西川太一郎（にしかわ　たいいちろう）区長へ、自己紹介と派遣にあたっての抱負が述べられ、派遣生リーダーの國生　元哉（こくしょう　もとや）さんは、「海外生活の経験から、もっと多くの方と関わりたいと思い、今回の派遣に応募しました。今回のウィーン滞在を通して、異なる文化の方と触れ合い、国際理解を深めたいです」と力強く話してくれました。

 続いて、西川区長から「荒川区の代表として、自覚をもって、自身のことや荒川区のことをウィーン市の方々にPRしてきてください。また、多くのことを見て吸収して、国際感覚と広い視野を身に着けてください。この度の派遣で得たことが、将来必ず役立つと確信しています。」と派遣生へ出発にあたっての激励の言葉を贈りました。

ドナウシュタット区との交流について

 荒川区はオーストリアウィーン市ドナウシュタット区と友好提携を結んでいます。ウィーン市ドナウシュタット区とは、平成4年に相互に開催した児童絵画展以来交流が始まり、平成8年10月21日に友好都市提携の調印を行いました。交流は今年で27年を迎えます。（ただし、平成23年度の東日本大震災、令和2年～4年度は新型コロナ等の影響で中止していたことから派遣は23回）。

 両区の友好交流は地名にも刻まれています。ドナウシュタット区には、荒川区との友好交流を記念した「Arakawa str.（荒川通り）」と「Ogu gasse（尾久街路）」などの地名があります。また、荒川区内にも南千住駅東側に「ドナウ広場」や「ドナウ通り」などがあり、両区の友好交流はそれぞれの生活の中にも息づいています。