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更新日:2023年1月4日

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ゆいの森あらかわにて新春を華やかに彩ります~藤川流家元藤川澄十郎による新春舞踊ショー開催~

 本日1月4日(水曜)、ゆいの森あらかわで、新春特別イベント「新春舞踊ショー」が開催されました。

 新年最初の開館日となった今日、荒川区在住の若手女流舞踊家である藤川流家元・藤川澄十郎(ふじかわ・すみじゅうろう)さんとその門弟の皆さんが新春の舞を披露しました。

当日の様子

 今回の舞踊ショーは「新春古典舞踊」、「藤川澄十郎祝舞」、「新春日本舞踊ショー寿初春賑(ことほぐはつはるのにぎわい)」、「舞踊体験コーナー」、「希望の歌メドレー」そして、「フィナーレ」の6つの演目で構成されました。

 まず、藤川澄十郎の門弟の皆さんによる『清元 四君子』、『長唄 七福神』で今年の新春舞踊ショーがスタート。七福神の恵美須三郎が登場する『長唄 七福神』は、縁起物を並べた目出度い歌詞をのせた、格調高く華やかな曲の美しい長唄の演目で、華やかな衣装と舞が会場を魅了していました。

 「新春日本舞踊ショー寿初春賑」では、藤川さんが、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を披露。勇ましく戦う鎌倉武士の世界観を見事に表現し、鎌倉武士の力強くも妖艶に踊っている姿が印象的でした。

 舞踊体験コーナーでは、藤川さんと門弟の皆さんの解説のもと、観客が、日本の伝統な歌曲『さくらさくら』の振付を体験しました。最初はばらつきがあった振りが、丁寧なアドバイスにより、会場全体に「さくら」が咲き誇るような一体感がありました。

 映画『座頭市』下駄タップより『festivo』でフィナーレを飾った藤川さんと門弟の皆さん。観客からは、圧巻の舞を披露した藤川さんと門弟の皆さんへの大きな拍手が巻き起こり、1年のスタートにふさわしい新春イベントとなりました。

 荒川区在住の40代の女性は、「現代の曲が使われていたし、親しみがありすごく楽しめました。特に最後の『座頭市』の曲は迫力がありました。」と話してくださいました。

 藤川さんは「3年ぶりに満席の中で踊ることができたことはもちろん、舞踊体験などお客様とのふれあいを通して、より一層心のつながりを感じる公演となったこと、とても嬉しく思います。」とコメントされました。

藤川澄十郎さんについて

 昭和43年に藤川流を創流した父・藤川爵応(ふじかわ・しゃくおう)氏から「澄十郎」を襲名し、以来、古典舞踊を基本に、舞踊に親しみ興味を持ってもらえるよう、幅広いジャンルの舞踊を日本舞踊に落とし込んでいます。北は北海道から南は福岡、佐賀、熊本、長崎の壱岐や対馬、鹿児島の奄美に到るまで多くの門弟を抱えられています。一方、生まれ育った荒川区で、幼少の頃から地元商店街で盆踊り大会の踊りを指導するなど、幅広く活動されています。

 「誰でも一度は触れたことのある盆踊りも立派な踊り」と、<踊り>を広く捕らえ、古典を主流にしながら、その良さを踏まえたうえで、新しい分野への挑戦を続けています。

『長唄 七福神』で新春舞踊ショースタート

藤川澄十郎が踊る『鎌倉殿の13人』

会場一体となった『さくらさくら』の舞踊体験

ラストは出演者全員で『座頭市』

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