荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川ゆうネットは、平成16年から22年までに開設されていたサイトです。
内容は、掲載当時のものとなります。

荒川区再発見アートの街 荒川4「町屋」

1.喜田家・町屋店 まちやギャラリー 2.一本松グリーンスポット 3.ぬりえ美術館 4.喫茶店カラビナ 5.ムーブ町屋 その1 6.ムーブ町屋 その2 7.イーストヒル町屋 8.町屋文化センター

3. ぬりえ美術館

美術館外観

作品
 
館内
 一本松の交差点から路地を通り、大門小学校の近くへ出ると、ぬりえ美術館の赤い旗が見えます。昭和20年〜30年代に人気を博した子供の娯楽のひとつに、ぬりえがありました。なかでも愛らしい少女の表情と、現在でも通用する卓抜したファッションセンスで一世を風靡した蔦谷喜一氏のぬりえは、当時1カ月で100万部を売り上げたといいます。そうした「きいちのぬりえ」を展示するこの美術館が、いま大人たちの間でひそかなブームを呼んでいるのです。

 この美術館では、さまざまなサロンが開かれています。中でも女性たちの支持を受けているのが、毎月第三木曜日に開かれている「大人のぬりえサロン」です。絵を描くのは苦手だわ…とおっしゃる方でも、ぬりえに鮮やかな色を施すことには抵抗がないばかりか、実に楽しんでいかれる参加者がとても多いとか。また、喜一氏のぬりえは、着物の柄やスタイルの緻密さに定評があります。どんな色を選ぶかはセンス次第、というわけです。まさにこれは参加するアートといえましょう。

「大人のぬりえサロン」
「何も考えずに集中して色を塗る、という行為はストレス解消にも役立っているようですよ。子供の気分に戻ってリフレッシュすることもできますし」と館長の金子マサさんは語ります。金子さんは、館長としての業務の間にぬりえについての研究を進めています。「ぬりえは世界中に存在し、子供の娯楽とだけ考えるには惜しいものだと思っています。その研究の成果もご披露できれば」とサロンの開催に力を注がれています。まずは美術館に足を運び、体験コーナーでぬりえとの幸せな再会を果たしてみてはいかがでしょうか。

外観 ● 住所:東京都荒川区町屋4-11-8
● 電話:03-3892-5391
● 開館時間:土・日・祝日のみ開館 11:00〜17:00(冬季時間)
※ 他のサロンの開催日は直接美術館にお問い合わせください。

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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