荒川ゆうネットアーカイブ
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荒川区再発見アートの街 荒川2「南千住」

ドナウ広場 都合により掲載を中止しています 東京都立産業技術高等専門学校 F.A.M.E.ギャラリー ギャラリー五蘊堂 5.南千住図書館前 荒川総合スポーツセンター周辺・その1 荒川総合スポーツセンター周辺・その2 露の季節

3. 東京都立産業技術高等専門学校(荒川キャンパス)
F.A.M.E.ギャラリー

外観

外観
 LaLaテラスから歩いて10分、汐入せせらぎ広場沿いにある産業技術高等専門学校のキャンパス内に、科学技術展示館、またの名をF.A.M.E.ギャラリーという建物があります。F.A.M.E.とは「航空工学、機械工学及び電子工学の魅力」を示した英文の頭文字をとったものです。学校の教材として使用した航空機やエンジン、歴史的に価値の高い機器や、学校の生徒が製作したロボットなどが展示されています。これらの機体のなかには、もはやここにある一機しかこの世には存在しないという機種さえあり、それゆえこのギャラリーは多くの航空ファンの垂涎(すいぜん)の的として世界的に有名な場所なのです。

展示品
 「このストルプSA-300スターダスター・ツーという複葉機は、この学校で製作したものです。アメリカ人の元パイロットの依頼で作ったのですが、完成前にその方が亡くなってしまい、このギャラリーで引き取ったという経緯があります」と語ってくださったのは、この学校で教鞭をとり、ギャラリーの館長も務める飯野先生です。ご自身も当時、この複葉機の製作に携わった学生のひとりだったそうです。それだけに思い出もひとしおだとか。

 収蔵されている機体には飛行機だけではなくヘリコプターも数機ありますが、そのいずれにも、とても興味深い歴史があります。日本で初めて製作されたけれど飛ぶには至らなかったヘリコプター「よみうりY-1」や、偉大なる市井の研究家・萩原久雄氏の作った貴重な成功例「JHX-3」などの傑作を、間近で見ることができます。

 このギャラリーは一般公開の日が決まっており、いつも開かれているわけではありませんが、好機を逃すことなくご覧いただきたい場所です。きっと誰もが、日本の高い技術力と、科学を愛する心に触れることができるでしょう。

 ● 住所:南千住8-17-1
 ● 電話:03-3801-0145
 ● URL:http://www.metro-cit.ac.jp/

問い合わせ先 荒川区管理部情報システム課
電話:03-3802-3111(内線 2151)
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