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古来から富士山は、我が国を象徴する山として誰からも愛されてきました。現在、都心部には16箇所の富土見坂と呼ばれる坂があり、この中で唯一名前の通り富士山を眺望できる場所は、日暮里富士見坂だけです。
日暮里富土見坂は、平成16年に国土交通省より「関東富士見100景」に選ばれ、「東京富士見坂」として選定されるなど、荒川区のみならず、東京都の貴重な歴史的風景遺産として、将来に引き継いでいくことが大変重要なことであると認識しております。また、平成24年5月には、イコモス(国際記念物遺跡会議)から、荒川区をはじめ、新宿区、台東区、文京区、豊島区及び東京都に対し、日暮里富土見坂からの眺望の保全に関する要積書が送付されました。荒川区としては、このイコモスの決議を重く受け止めているところであります。
こうした中、日暮里の富士見坂から富士山を望むビスタライン上の関係者の皆様には、この主旨を御理解のうえ、建築計画にあたっては、是非とも、御協カをお願い申し上げます。
荒川区では、長期的な視点での取組みを進めていくことが重要と考えております。本パンフレットは、将来における「眺望の予約」となる、今後を見据えた指針として活用し、ビスタライン上の関係者の皆様に御理解と御協力をお願いするものです。
日暮里富士見坂眺望保全に関するパンフレット(A3両面)(PDF:782KB)
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